結婚できない男が面白すぎて一気見してしまった。

衝動のままにAmazonプライムに入会して2週間が経ちました。

、、、満喫してます!

外出する必要性がどんどんなくなってきました。

この2週間でやったことといえば、業務用のミックスナッツを1キロ購入し、Prime Musicで音楽をかけ、空いた時間でプライム・ビデオを楽しむという感じです。

今まで無縁だったAmazon経済圏に隕石の勢いで突入しています。

そんなわけで今日は、朝の出勤が終わってから夕方の出勤までの時間をフルに使って、プライム・ビデオで「結婚できない男」を一気見しました。


(出典:アマゾンプライム・ビデオ

10年以上も前の作品で今更感は凄すぎるのですが、一気見するくらいめちゃくちゃよかった!

最終話にいたっては3回くらい見ました。

放送されていた当時もリアルタイムで見ていたのですが、あの時はまだ中学生で仕事とか結婚というテーマがもはやファンタジーに分類されていたため、当時の僕にとってはあくまで「笑えるドラマ」でした。

でも11年経って仕事や結婚が身近なものとなり、多少おじさん化した状態で改めて見てみると、11倍くらい面白かった。

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最初から最後まで滲み出る人間味

このドラマの見所は何と言っても、皮肉ばかり言って周りをかき乱す主人公「桑野」ひねくれた人間性とそれに集まる周りの個性的な人物とのやりとりにあります。

パッケージにある「俺は結婚できないんじゃない。結婚しないんだ!」とある通り、阿部寛演じる主人公の桑野は相当な捻くれ者です。

変人だけども、すばらしい家を作ります。

ですが毎度毎度皮肉を言っては周りをかき乱し、たまにクリティカルな皮肉を言ってしまいトラブルを起こすのです。

しかし、そんな桑野の周りには個性的で魅力的な人物が集まっています。

そんな人物たちと桑野はしょっちゅうもめてお互いに影響しあって、最後にちょびっとだけ素直になる。

捻くれ者が大事件を機に改心して素直になってハッピーエンドという陳腐なものではなく、本当にちょっとしか素直にならないというバランス感がたまらない。

今まで他人を部屋に入れることを何よりも嫌っていた桑野が、最後に「来てください、どうしても!」という下りはグッと来過ぎて何回見ていることでしょうか。

グッ!

結局このシーンでも他のセリフは皮肉ばかり言うのですが、この時だけは早坂先生もすごく嬉しそうに皮肉に受け答えをします。

他にも、桑野は相変わらず皮肉ばかり言うのですが、周りのキャラクターによって反応が全然違うのです。

真意を理解してくれる人、そのまま受け取って怒る人、呆れる人。

そういったどこか不器用な人たちのやりとりから垣間見える人間臭さが、この作品の何よりも魅力なんじゃないかなと思いました。

細かい演出がニクい

もうひとつ見ていてとても心に響いたのは細部の演出の良さです。

神は細部に宿るというのはこのことでしょうか。。。

ストーリーが進むに連れてゆっくりと状況が変化していきます。

例えば毎話出てくるコンビニ店員のやりとりは、

店員「スプーンいりますか?」

桑野「いりません」

店員「ポイントカードありますか?」

桑野「ありません」

というものが後半になるにつれて

店員「スプーンいりませんし、ポイントカードありませんよね?」

桑野「はい」

と変わっていきます。

また、もう一つストーリー上特に重要ではないのに印象に残るキャラである金田と桑野の関係の進み方も面白いです。

金田はいつも別の女性を連れて歩いている割と軟派な建築士。

桑野は彼のホームページでいつも動向をチェックしています。

桑野と金田は同じバーに通っており、二人は次第に顔見知りになっていきます。

桑野は挨拶されても会釈するだけだったのが、次第に挨拶も交わすように。

最終的には桑野がテレビに取り上げられたことをきっかけに話しかけて来ます。

それを機にボソッと一言

桑野「なんだ…いいやつじゃないか。」

こういう微妙な関係がストーリーとは別の部分でゆっくり進んでいるせいか、本当に世界のどこかにこの人たちがいるんじゃないかと錯覚してしまいます。

こんな細部の表現も「結婚できない男」の魅力の一つです。

まとめ

阿部寛の挙動不審な演技もよかったですねぇ。

自分が話している時の視線の動かし方とか、普段の姿勢の悪さとか、引きつった笑い方とか、喋る時の歯切れの悪さとか。

僕も割とそういうコミュニケーション取る時に目を合わせるのに抵抗があるタイプの人間なので、視線の動きなどには「うん、わかるわかる。。。」とかなり共感しました。

またどうでもいいことですが、前職の営業時代に訪問したことのあった渋谷の「アンジェパティオ」が出て来たときはなんだかテンション上がっちゃいました。笑

とにかくこの「結婚できない男」は傑作でした。

すごく日本的で全然壮大じゃないのに心をくすぐってくるという奥ゆかしさ。

世の中のイケてる奴らが騒動なストーリーの海外ドラマを見ている中、恥ずかしいほどに逆行していますがやっぱり自分はこういう方が好きなんだなぁと感じます。

最近切実に思うのは、何事もスキルを身につけるより、こういう心くすぐる名作に触れ合うことで豊かな表現力というか感性を磨くことが大事なんじゃないかな。

放送されていた当時中学生とか高校生だったという人は、今見ると11倍くらい面白く見れるのでおすすめです!

一度見はじめたら多分止まらなくなるので、丸一日暇な時に見てみてください。

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