憩いの場としてのコインランドリー概説

コインランドリー。

それはお金を払って服の汚れを落とし、それだけには飽き足らず乾燥させることができるという施設。

服だけではなく靴や布団まで洗えるというのだから驚きである。

そんな便利なコインランドリーだが、私は憩いの場として使うという事を提案したい。

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コインランドリーとの出会い

洗濯機はほとんどの家庭に普及しており、一人暮らしの大学生ですら洗濯機がない方が珍しい。

かくいう私も大学生時代から一人暮らしを始めたが、家に洗濯機があったことからコインランドリーデビューしたのは社会人になってからだ。

きっかけはほんの些細なことで、梅雨時期となると洗濯物が乾かない。

学生時代であれば時間もあるし服装の制限もほとんどないので、梅雨でもある程度隙をついて洗濯してしまえば服に困る事はない。

しかし、社会人になると話は別である。

休日に雨が続いてしまうと、あっという間に洗濯物の山ができる。

Yシャツが無くなりそうな時は、雨が降っていようとも無理やり洗濯機を稼働させる必要がある。

Yシャツだけであればすぐに乾くから問題はない。

しかし、もちろん他の洗濯物も溜まっているので一緒に洗う。

乾かない。

生乾きのイヤ〜なニオイが服に残る。

このニオイを取るために漂白剤を使って除菌する。

私はこのループを抜け出したかった。

そう、服を洗っているんじゃない。

服に洗わされている自分と向き合いたかったのである。(大袈裟

そこで私は考えた末に、隣の銭湯に併設されているコインランドリーのことを思い出した。

日本の銭湯にはなぜかコインランドリーが設置されている。

コンビニで大きなヨーグルトを買った時にスプーンがついてくるようなものである。

もし小さいスプーンだった時や、そもそもついていなかった時は部屋で小さな怒りの炎を燃やすことだろう。そんなことはどうでもいい。

洗濯機を使う気はさらさらないけども乾燥機を使おう。

これが私とコインランドリーとのファーストコンタクトだった。

それから私はコインランドリーに通いつめた。

昼食を買うお金がないときも、なんとか自販機で忘れ物の100円を探しては乾燥機を回した…ことはないが雨が降ったらすかさず回した。

使い心地は最高。

とてもボロいコインランドリー。

夏はコインランドリーで待っていると蚊に刺される。

既に乾燥を終えている洗濯物が乾燥機に入っていて使えない時は、中のパンツに履くと死ぬ毒を塗ってやりたい気持ちになる。

それくらい混雑するほど、コインランドリーは大人気だ。

梅雨の季節が終わるとしばらくお別れの季節。

そう思っていた私だったが、リゾートバイトを始めたことによってお世話になる機会が増えた。

初めての住み込みはホテルの客室。

洗濯物を干すための引っ掛かりがない。

そもそもハンガーを忘れた。

15分100円だったが仕方なく洗濯のたびに乾燥機を回す。

しかし、古い乾燥機だからか30分回しても乾かない。

あぁコインランドリーが恋しい。

コインランドリーのしっかりとした乾燥機を使いたい…!

そんな思いを抱えたまま4ヶ月を終えて、山中湖の合宿所での住み込みが始まる。

晴れている日はさすが高原。

最高に絵になる洗濯物だ。

しかし高原だからか雨が多い。

そして雨の日、どうしても洗濯をしたくなった私は久しぶりにコインランドリーを使うことにした。

そのコインランドリーの名は「ランドリーママ」

山中湖沿いの通りに面したコインランドリーで、とても綺麗である。

木の内装に立ち並ぶ新しめな乾燥機たち。

乾燥機は大きめで、自分ひとりの洗濯物を入れてもスッカスカになる。

10分100円と値段設定は高めな印象だが、「10分で乾かしてやるぜ」と言わんばかりの迫力。

私は少し不安なので100円を2枚入れて乾燥機を回す。

スタートボタンを押した瞬間、気を貯める如くゴウィーンと鳴いている。

終わる前からわかる。

こいつはやばい。

20分の待ち時間の間に隣のセブンイレブンで買ってきたコーヒー片手に本を読む。

投資信託のハウツー本である。

留学から帰ってきたら確実に積立投資をしたくてたまらん。

とても短い20分だった。

洗濯物はカラッカラに乾いている。

さすがだぜ、ランドリーママ。

コインランドリーを憩いの場に

前置きが長くなったが、この20分はめまぐるしい速度で変化している現代社会で生きる人々にとって憩いの場となるであろう。

私は今住み込みで働いているため、一人になる時間というのが極端に少ない。

しかし、コインランドリーにいる時だけは完全に一人になれる。

今の生活は毎日が騒がしく楽しいものではあるが、一人の時間も欲しいのである。

ふとコインランドリーでコーヒーを飲んでいる時に閃いた。

コミュニティの繋がりが強い環境で生活をしている人にとって、コインランドリーは憩いの場になる事は間違いない。

と思っていたら、既にそんな提案をしているサービスがあった。

どうやらカフェどころの騒ぎではなく、パンケーキ、IoTという異次元なつながりで息を提供しているコインランドリーもある。

しかも、店員さんがいて洗濯代行してくれるところや、洗い終わった洗濯物を自宅まで運んでくれるサービスもあるとか。

もはや、私が感じているコインランドリーの良さをかき消すようなおもてなしサービスだ。

どうやら最近はコインランドリーが急増しているらしく、年率10%ペースで増えているとか。

コインランドリーブームきてるなぁ。

ともかく、今までコインランドリーを使った事ない人もたくさんいるはずなので、一度使って待ち時間に好きなことをしてみて欲しい。

生活の中に憩いの場を見つける事は生産性の向上にもつながることでしょう。

コインランドリーだけでこんなに熱く語りました。

さようなら。

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