こんにちは、いっとくです！
夏が暑いですね〜。
暑いといえば夏ですね〜。
新型コロナの影響により、リモートワーク用にお部屋の作業環境を整えたことと暑すぎて外に出たくないというダブルパンチのおかげで、もうほとんど外に出なくなっちゃいました。
そんなわけで部屋に籠もって本を読みまくっているのですが、今回読んだのはこちらです。
著：苫米地 英人
苫米地さんの本はたまに読むのですが、毎回振れ幅がすごすぎて読んでいるうちにわけがわからなくなるのですが、今回のは特に激しく振り回されました。
読むことが試練なのかと思った。っていうか多分試練だった。
胡散臭さと名言のコントラストがもはや試練
苫米地さんはかなり脳に関係するジャンル（洗脳とか認知とか脳を使った部分の能力開発とか）の著書をかなり書いているのですが、本書は洗脳に関するもの。
内容を一言で説明すると、「人間の社会は拝金主義に都合が良いように洗脳されまくっているから対抗しようぜ！」という感じ。
ここでの洗脳の定義は「本人以外の第三利益のために意図的に情報操作を加える」ということ。それは映画で取り扱われるような派手なものではなく、ごく日常にある情報操作のことを指しています。
それを活用している奴らに対抗しないと、世の中だめになっちゃうぜっていうメッセージ性を感じる内容です。
しかし、すごく響くいい言葉と胡散臭い内容がくっきり別れた状態で交互にやってくるので、途中から信じて良いんだか悪いんだかよくわからなくなります。笑
世の中に溢れている洗脳の事例を織り交ぜながら進めていくのですが、途中で謎の呼吸法を使って自分の意識をコントロールしようという部分があります。
息を吸った時に腹をへこませ、吐く時に腹をふくらませる逆腹式呼吸を極めることによって自分の意識をコントロールできる状態になるんだとか…
もうこの時点で僕は、「この本の内容が実は洗脳でした〜！騙されちゃった？？でも洗脳ってそれくらい簡単なことだから気をつけようね？？」っていう壮大なオチが来るんじゃないかとドキドキしたものですが、別にそんなことはなかった。
むしろ最後の言葉はすごく良かった。
そんな感じで、怪しい怪しい怪しい…でも結局いいこと言ってるー！っていうコントラストを楽しんで読んでいました。
ということで、胡散臭い部分は取り除いて、個人的に共感した内容を共有しようと思います。
鵜呑みにすな。そしてゴールを持て。
今回本書を読んで率直に共感した内容は2つあります。
それが「情報を鵜呑みにしないでちゃんと自分で考えないといけない」ということと、「自分の中に達成したいゴールを持て」という部分です。
世の中には拝金主義に毒された人が得するようなスキームが組まれ、お金稼ぎが行われていますが、それをそのまま受け入れていたら搾取されます。
そこでまず世の中にあふれる情報を鵜呑みにしないのが大事なのです。
世の中の事象というのは学校のテストと違い、状況によってケースバイケースなので、〇〇すれば成功するとかそういう情報を求めないで、ちゃんと自分の頭で考えないと簡単に洗脳されてしまいます。
特に、物事のある側面を切り取って、いい情報に見せかけている情報なんかにはかなり注意が必要ですね。
そういうのに騙されないためにも、情報が信じられるかどうかを思考停止せずに自分の頭で考えようねということです。少なくともそのためには自分自身がある程度情報を持っている必要があるけど。
まぁこれは本当にその通りだなと思います。
なんか特にインフルエンサーのSNSのコメント欄とか見ているとこういう情報を自分の中で咀嚼しないで飲み込んでいそうな人がいっぱいいるように思えるので、気をつけないといけないな〜と思いますね。
そして、もう一つは自分の中にゴールを持つということ。
これはとてもシンプルで、自分の中にゴールが合って、振ってきた情報がそのゴールと合致しているかどうかで判断すれば、必要な情報を選ぶこともできるから脱洗脳につながるということ。
これに関しては特にこれ以上言うこともないのですが、たしかに目標があれば変な情報に振り回されなくなるのは感覚的に納得がいきます。
読み終わった結果、未だに信じていいないようなのかどうか判断つきませんが、とりあえず鵜呑みにせずにより好みしようと思いましたとさ。笑
この本はAmazonのレビューがめっちゃ高評価なのも逆に怪しいですが、Kindle Unlimited入っている人は無料で読めるので、暇なら読んでみると良いかもしません。
というか苫米地さんの本Kindle Unlimitedにめっちゃあるんですが、なんでこうなっているんだろう…？
苫米地さんのファンは使ってみると幸せになれる気がします。
以上、いっとくでした！
暑さと洗脳に負けずやっていきましょー
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