どうも、いっとくです!
新年早々腹痛で運ばれたと思いきや、まさかの十二指腸潰瘍で入院することに。
ちーん。
体に何本かチューブが繋がれており、髪もボサボサなので病人の雰囲気は出ていますが、歩いたりできる上に腹痛もそこまで重くないため、チューブで繋がれている人間の中では一番元気なんじゃないかな。
少なくとも僕より元気がないチューブに繋がれていない人間は山ほど存在しているくらいでしょう。
入院している間は本当にやることがないので、とりあえず入院生活とそれまでのことを書き綴っていこうと思います。
腹痛は突然に…とはいえ前兆はあった
いつ頃でしょうか。
たまにみぞおちのあたりが怠いような感覚に襲われ、押したらちょっと痛いし思い切り息を吸っても痛いという状況が続いていました。
ただ、その時は元々患っていた逆流性食道炎の影響で胸焼けが変な感じで現れたんだろうとほとんど気にすることはありませんでした。
そして、来たる日。
朝から相変わらずみぞおちのだるさを抱えながら何食わぬ顔で仕事をしていると…
ビキッ!
筋肉が千切れたんじゃないかという痛みが、腹筋のさらに奥のあたりを襲う。
いやいや、だいたいこういうのは深呼吸して3分も経てば痛みなんてなくなるはずという意味も根拠もないポジティブシンキングを炸裂させて一旦しゃがみこむ。
しかし次第に立ち上がることも出来ないレベルまで痛みが強くなってきたので畳にうずくまることに。
おかしい、一向に治らない。。。
職場の人にお願いし、久しぶりにあのマシーンを呼ぶことに。
そう、救急車。
救急車にお世話になるのは大学2年生の冬に脾臓を爆発させたアクシデント以来です。
6年ぶりでも、自分のためのサイレンが聞こえた時の助かった〜という安心感はかけがえないものです。
特に今は恐ろしい山の中に住んでいる(標高1400m)こともあって助かった感が半端じゃない。
職場の同僚に同伴していただき、奥日光という死ぬほど山深い土地から救急車に乗って下界の病院へ降りていく。
時間が経つほどに増していく腹痛。
それに追い討ちをかけるように、いろは坂というカーブの多い下り坂。
左右に揺さぶられ、病院に着く頃には痛すぎて腹筋から力が抜けない。。。
腹筋の力が抜けないため、うまく呼吸ができない。
しかし、あまり表情に出ていなかったうえ、同伴してくれた同僚と冗談を交えてトークしていたので、救急隊の人に「本当に痛いですか?」って聞かれた。
本当に痛いです。
病院につくと検査をされる前に色々と質問攻めを食らう。
もう呼吸だけで必死なのに!と心の中で思いながら何故か大丈夫そうな雰囲気を出しながら受け答えをしていく。
そして、始まる触診。
先生「あれ、これ腹筋か肋骨かよくわかんないなぁ。筋肉隆々ですね!」
僕「あ、ありがとうございます。(死にボイス)」
冗談言ってる場合じゃねー!筋肉と骨の違いくらいわかれー!
日光に来てから鍛え続けていた腹筋が裏目出ることに。
そして意味のない触診が終わり、人生初のCT検査。
謎の筒状のマシーンで体の内部を輪切りにしていく。
全ての検査が終わり、痛み止めを打ったおかげでなんとか歩いたりはできるようになりました。
そして、医者から説明が。
「なんだか腸の上部に普通より多く空気が溜まっていますね。腸閉塞のような症状かと思います。あとよくわかりませんが肝臓の周りに水が溜まっていますね。」
腸閉塞!?なんとなく便秘のやばいやつのようなニュアンスを受け取ったが、どうやらそういう軽度な話ではない様子。
本当に腸閉塞だったら手術らしい。
あと肝臓の水はなんだったんだろう?あれ、なかったことになってる?
てかあんなマシーンで体の内部を輪切りにしてもわからないもんなの??
とりあえず痛み止めである程度抑えられているところを見ると、まずは大丈夫そうなので入院はなしにして様子を見ましょうとのこと。
整腸剤と痛み止めと謎の薬を渡され再度山の中へ。。。
また、あの山の奥で何か起こったらシャレにならんぞ…と思いながら帰宅した夜。
トイレに行こうとして起き上がったところ、尋常じゃない痛みに襲われました。
やばいやばいやばい!深夜の山奥でこの痛みはやばい。
もはや呼吸もままならないくらい痛いのだが、どうしてもトイレに行きたかったので本気で耐え忍びながらトイレに向かう。
もはやトイレで終末医療の患者見たいな声を出しながらおしっこジョロジョロ。
とりあえずこの日はあまりの痛みに、12時間に1錠と言われていた痛み止めを3時間に1錠消費しました。
ヤブ医者バカヤロー!
僕は初めて山奥に住む怖さを経験したのでした。。。
〜その2へ続く
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