【書評】人類と気候の10万年史|気候変動を長い期間で見つめる

人類と気候の10万年史 表紙教養

こんにちは、いっとくです。

花粉がすごいですね。これも温暖化の影響ですか?それとも元々花粉ってこれくらい飛んでたんですか?とにかく今度花粉を見つけたらボコボコにしてやろうと思います。

そういえば、僕が小さい頃から温暖化が進んでいるとずっと言われています。本当にそうなのでしょうか?たまに寒冷化が進む可能性があるみたいな話もよくあるので、どっちやねん!ってなります。

そんなわけで今回は古気候学と呼ばれるジャンルの本を読んでみました。

人類と気候の10万年史 表紙
人類と気候の10万年史
著:中川 毅 出版:講談社

初ブルーバックス。ブルーバックスは科学をポケットにというテーマで、科学とかその辺のジャンルに特化した講談社の新書シリーズです。

本書は地球の気候変動がどうなっているのかと言うのを福井県にある水月湖にある年縞と呼ばれるものから取れる情報で明らかにシていくもので、日常とかビジネスに生きるわけではありませんが、とにかく知的好奇心が満たされるので面白い!

よく温暖化というと二酸化炭素を始めとする温室効果ガスについての話になります。

でも温度変化に影響を及ぼすのは温室効果ガスだけではなく、自転軸の傾きだったり、とにかく大量の変数が関わっているところで、予想をするのはかなり困難なのだそうです。

本書のすごいところは、科学的な数字だとわかりにくところをピンときやすい表現に変えているところだと思います。

例えば、平均気温が1度上がることに関しては、数字で見ると大したことはなさそうですが、365日に分散して温度が上がるわけではないので、1週間のうち6日は例年通りだけど、1日だけ温度が7度高い日があるみたいな上がり方をするため、温度の上昇は体感できるレベルになると表現していたのはなるほどな〜という感じでした。

また、地球は寒冷期と温暖期を周期的に繰り返しているのですが、その温度差は平均気温にして10度の差があり、日本でいうと鹿児島が札幌の気候になるという表現がわかりやすかったですね〜。

日本の水月湖が過去の気候を調べるのに最適な軌跡の湖であることの表現とかも含め、おそらく専門用語にしたら難しくなるであろうことを、素人でもピンと来るように説明してくれるため、非常に面白く読める1冊だったなぁと思いました!

ちなみに本書を読んだ結果温暖化よりも寒冷期の方が怖いと思いました。人類がなす術なさそう。

小さい頃、デイ・アフター・トゥモロー見たせいで寒冷化マジこえ〜って思ってたのですが、本書を読んでやっぱり寒冷化の方がこえ〜って改めて思いました。

きっと今生きている人たちが異常気象に遭遇する可能性はかなり低いですが、いつか遭遇する世代があると考えると切ないですね…

以上、人類と気候の10万年史の書評でした!

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