こんにちは、いっとくです。
もうすぐ読書の季節の前の季節ですね。時が経つのは早いものです。
ということで、今年は年始のAmazonのセールでKindle Paperwhiteなんか買っちゃったりして、読書ライフを充実させはじめていました。
そして、Amazonで読書を充実させるといえばkindle unlimitedという最強のサービスもあります。
1年くらい使いましたがよいサービスです。万歳!最高!
でも、退会しました!!
ということで退会に至るまでの葛藤も含めて、1年使ってみた感想を書いていこうと思います!
Kindle Unlimitedとは?
ご存知の方も多いとは思いますが、Kindle Unlimitedは簡単に言うと本のサブスクサービス!
Amazonが提供している電子書籍読み放題のサービスですね。
もちろん世の中にある本が全部読めるわけではないですが、200万冊以上のラインナップがあるので、このサービスに入るだけで一生本を読み続けられます。
ジャンルも様々で、小説、ビジネス書、漫画、雑誌、技術書などなどまんべんなくいろんなジャンルが取り揃えられています。
これで月額980円って!
文庫の小説とかならそれより安いけど、大体ビジネス書とかハードカバーの本とか買ったら1500円以上はすると思うので、やっぱり値段設定がぶっ壊れている気がします。笑
間違いなく月1冊以上本を読むという方であれば、かなりコスパの良いサービスです。
あ、ちなみにkindle unlimitedはkindle端末がなくてもスマホアプリとかPCでも利用できますのでご安心ください。
僕は月に2〜5冊くらいの読書量なので、すごく得出来たかと思います。全部kindle unlimitedのの対象本だけを読んでいるわけではないですが、それでも多分経済的には得した。
また、僕はエンジニアとして働いているのですが、技術書が中々充実しており、いろいろな技術を幅広く学べるということでかなりお世話になりました。(Amazonが運営しているからなのかAWS系の技術書は特に充実していたイメージです)
ということで一旦kindle unlimitedを利用してみて良いと思った点をまとめると以下のような感じでした。
- 読み放題なので、月1冊以上読むだけで経済的に得した気分になる
- 定額なので買うまでに至らない微妙に興味あるジャンルで偶然いい本を発見できる(もちろんヒットしないこともあるがそれも経験ですね。笑)
- 高頻度で対象のラインナップが変わるので、本を探すのが楽しい
結論、すごく良いサービスです。
まぁ、退会しましたが。
ということでここからは退会しようと思った理由について。
よごく良かったkindle unlimitedを退会した理由
kindle unlimitedはすごく良いサービスでした。
「でした」と言いましたが、現在進行系で良いと思います。
しかし使っている中でこんな違和感を感じるようになりました。
…果たしてこのサービスで僕の読書体験は良くなっているのだろうか??
確かにお得に本を読めている。しかしそれは経済的に得をしているだけで読書体験は良くなっているのだろうか?むしろ悪くなっていないだろうか?
そんなことを考えるようになったのです。
僕は今、本を読まされている。
ある日思いました。
僕は今本を読んでいる。そしてこの本を楽しんでいる。
ではこの本は本当に僕が100%読みたかった本なのだろうか??
答えは、否。
もちろん今読んでるこの本は読みたいから読んでいるわけだが、厳密には80%くらい読みたかった本だ。
もし僕がkindle unlimitedの本を読み続けているとき、お医者さんに「残念ですが今の目の状態だと、、、、あと1週間で確実に失明します。」と言われたらきっと後悔する!
「もっと思わず手が伸びてしまうくらい読みたい本を読んでおけばよかった!」と思うだろう。
実際に読んだ本が自分にとって良かったかどうかなんて読み終わるまでわからないが、時間は有限なので自分が100%読みたい本を読むのが一番だと思ってしまったのです。
本を買うという行動は宝石や車や家を買うような大決断ではない。よほどマニアックな専門書でければ、〇万円なんてかからない。大体数百円から数千円だ。
結局僕はその少しの経済的メリットを享受するために、本を読まされているのだ!
それなら経済的にお得だという理由で、本を選ぶのをやめたほうが幸福な体験になるはずだ。
繰り返しになりますが、kindle unlimitedには200万冊以上の大量の本があります。
そして中を探すと読みたい本というのは確実に見つかります。
ただし本屋でビビッときた本をkindle unlimitedで検索して見つかる可能性は結構低いのです。(体感ですが)
本屋が楽しくなくなる。
誰でも経済的に損をする状況には立ちたくないものです。
僕は月に2回くらい近所の本屋でPOPを見ながら、本を選ぶのを楽しむのですが、ある時こんな行動をしている自分がいました。
「この本面白そう!」と思った本をスマホで検索し、kindle unlimitedのラインナップにないかどうか確認している…!しかし見つかるケースはかなり少ない。というか一回もなかったかも。
まぁ、ここで気にせず買ってしまえば良いんですが、いつかラインナップに追加されないかな〜なんて思って躊躇したりするんですよね。これは人間の習性だと思いたい。
そんな自分を客観的に見た時、本屋で本を選ぶという楽しい体験を削っているような気がしたのです…!
紙のにおいに囲まれながら、POPを見て、本のジャケットを感じて、まえがきを読んで五感で吟味するという体験がいつしか遠い過去に、、、
あ、味覚は感じていないか。
なんかこの損したくないという気持ちに引っ張られて、本屋を楽しさが10%くらい減っているように感じるようになりました。
そんなに読めねぇ。
一言だけ言わせてください。
「200万冊あってもそんなに読めねぇっす…」
速読が出来たらどんなにいいことでしょう。
別の体験にお金を使いたい。
ということで僕は読書体験が向上していないということに気づき、経済的な部分よりも読書体験を向上させるというところにフォーカスしようと考えました。
そしてたどり着いたのが、同じくAmazonが提供しているAudible(オーディブル)!
Audibleというのは、オーディオブックと呼ばれているサービスです。
要は本の音読サービスですね。本と同じように購入して、その朗読内容を聞いて読書をするというタイプのやつです。
これは間違いなく新しい読書体験だ!
ということで、使い始めました。
ちょっとまだ使い始めて期間が浅いのですが、今のところは読書というものに新しい体験が加わったのは間違いない。
詳しいレビューはもう少し使い込んでから書こうと思いますが、一旦今のところは結構いい感じ!
ということでまとめ!
1年間利用しましたが kindle unlimited はとてもよいサービスでした。
特にお得にビジネス書とか小説を読みまくりたいという人や、学ぶべきことが幅広い駆け出しエンジニアにとってはすごく重宝するサービスだと思います。
しかし、本はケチらない主義という属性の人にとっては読みたい本を読むという方が体験としては良いんじゃないかな〜と感じたので、自分に合いそうかどうかの判断材料になればと思います!
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