お風呂に入ると水圧でウェストが3センチ縮むんだって!
どうでもいいね!いっとくです。
皆さんは内視鏡検査したことありますか?
僕は最近十二指腸潰瘍にやられたため今年に入って2回も内視鏡を突っ込みました。
そして短期間で2回も内視鏡を入れると、どこで苦痛を感じてどうすればいいのかがバッチリわかったので共有したいと思います。
ただし僕の場合、鼻から入れるタイプだったので口から入れる方は未経験なのであしからず、、、
事前準備〜前夜9時から断食
さぁ明日は待ちに待った内視鏡検査。
おやつは300円までだぞ〜といきり立っているあなた。
ストップ!前夜9時からは食べ物はダメ、絶対。
ただし水とスポドリとお茶は検査前1時間前までは大丈夫です!
前夜9時までだからと言って、8時くらいに食いだめするのはもちろんダメですよ。
当日〜張り切って病院へ行こう
さぁ今日は内視鏡検査。
何もないことを祈って病院へ向かいましょう。
ここで忘れちゃいけないのがお金!
普通に1万円くらい持っていかないと支払いできません。
僕は8700円かかりました。
高いーーー!!!
まずは麻酔
病院で受付が済んだら早速内視鏡検査!
と思いきやまずは麻酔からです。
ウォーミングアップがてら美味しく味付けされた薬を飲み、胃の中をキレイにし泡を消していきます。
それが終わると鼻にスプレーをされます。
そして、ゼリー状の苦いものを鼻の穴に注射器で入れられます。
これが本当に苦くてまずい。
さらにゼリーまみれの棒を鼻に突っ込まれ待つこと約5分。
麻酔の完了です!
このあたりではもう鼻と喉の感覚がなくなり、とても不快。
病院でも言われるとは思いますが、麻酔が効いてきたら唾は絶対に飲み込まないようにしましょう。
喉が正常に機能しないので、直で気管に入りかつてないくらい激しくむせます。
いざ本番〜内視鏡を入れる
さてここからが本番です。
内視鏡を鼻に入れていきます。
ベッドに横たわった状態で入れていくのですが、ここが一番怖い。
唾を飲んではいけないため頭の下に紙を敷いてくれます。
なので唾は容赦無くダラダラ垂らしていきましょう。
1回目はここで躊躇したため、終わってから口の中に唾が溜まりすぎて大変でした。
2回目は自然に出るように口を半開きにしてたら顔の横が唾まみれになりましたが、こちらの方が快適でした。
先生がやってきてカメラを突っ込んでいきます。
初回の先生は一気に胃まで突っ込んできましたが、今回の先生は体内をじっくり教えてくれる先生で面白かったので一部始終を紹介。
先生「じゃあまずは鼻に入れていくよ〜。ほら、ここが鼻腔だよ。柔らかいから擦れて血が出ちゃうこともあるよ〜」
こわいこわい
先生「ここが喉だね。もう少しで喉仏が見えてくるよ〜」
先生「ほらここが喉仏だよ。」
説明しながら華麗に喉仏を避けていく。喉仏はぺんぺん草に形が似ていた。
先生「ほら、この閉まっているところから食道だよ。閉じているから唾を飲み込むようにしてね〜」
どうやら唾を飲み込むと開くのでその隙にカメラを進入させる模様。
先生「ほら、この後ろあたりに心臓があるからドクドクしてるでしょ。あ、これが胃の入り口ですよ。組織が違うでしょ?色が変わっている部分から胃の組織で、君の場合胃液が逆流しちゃってるから入り口から色が変わってるねぇ。胸焼けとかしてるでしょ?胸焼けとかしてるでしょ?」
ついに胃とのご対面。逆流してるとは思っていたけどやっぱり逆流してた。
先生「ほら、ここが胃袋。あ、なんか胃炎起こしてるねぇ。そしてここが胃の終わりの部分。」
先生「この先から十二指腸でここに穴が空いていたんだよ〜。」
そしてカメラは患部へと…
先生「あ、あった。穴が、、、、治ってないねぇ。ほぼ治りかけてるんだけどまだ完治してないみたい。」
どうりでたまにキリキリ痛むと思ってました。
先生「さらに奥の部分にいくと…ほらこのぽこっとしてる部分が胆嚢に繋がっているよ〜。ちょっと色が違うでしょ?」
たしかにちょっと黄色っぽくなっている。。。
先生「穴が空いたのが前じゃなくてよかったねぇ。後ろは膵臓があるから膵臓が守ってくれてたんだよ〜」
そうだったんですか。どっちが後ろか全然わからん。
先生「それじゃ、胃に戻ってちょっと表面の組織採取するね〜」
すると、おもむろに看護師が黄色い細い管を持ってきて内視鏡の中にスルスルと入れていく。
そして、カメラにペンチみたいなものが映り込んだと思いきや胃の壁を挟んでぎゅっと引っ張り出血。
血がでてますけどもー!
先生「血出るけど痛くないから大丈夫だよ〜」
確かに痛みはない。
先生「それじゃ次は病理の部分をとります。ちなみにこことここで色違うでしょ?白いところがピロリ菌にやられている部分だよ〜」
そう言って、ピロリ菌の部分にもペンチのようなものが伸びていき、表面をちぎって出血。
痛みはないとは言え自分の胃から血が出るのを見るのはいい気持ちがしない。。。
そして、もう一箇所採取。
どうやら胃の組織が硬いらしく何回か掴み損ねて胃の中パッチンしてた。
こええええ。
全部の採取が終わり管を一気に抜いていく。
これにて内視鏡検査終了。
胃にめちゃくちゃ空気を入れるのですが、その空気が尻から出ていく。
つまり屁がすごく出ます。
人間の体が管状だということを思い知らされると同時に、そんなに早く出てくるんだという驚き。
ちなみに内視鏡を入れている間はなぜか喋れません。
喋ろうと思えば喋れるのですが頷いている方が楽。
それにしても内視鏡の機能性には驚かされます。
カメラだけではなく、胃液を吸ったり、空気を入れたり、ライトがついたり、採取用の管を通せたり、先端を自在に操作できたり。
きっと他にもいくつか便利な隠しコマンドがあるのでしょう。
カメラというよりはマシーンでした。
内視鏡検査を終えて
内視鏡検査が終わった後は、1時間飲食禁止です。
前日の夜9時から何も入れていないのでお腹は減っているでしょうが、麻酔が効いているため唾ですらむせます。
この間は唾も全部吐き捨てた方がいいでしょう。
できるならポケットティッシュを持参するか、帰り際に看護師さんに5枚くらいもらうといいかも。
僕はお会計待っている間、なんどもトイレの手洗い場で唾を出してました。
放屁をしながら。
あと、鼻の奥に麻酔の薬品が残っています。
すすると口に入って猛烈に苦いので触れないようにしましょう。
触らぬ神に祟りなしです。飲み食いしている間に一緒に流れてしまうのでひたすら鼻をすするのを我慢した方がいいです。
あと、検査直後下を向くと麻酔薬が口に出てきて苦っ!となるので下は向かない方がいい。
苦いのを戻そうとして反射的に唾を飲み込みむせます。
内視鏡で苦痛を減らすためには…
内視鏡検査における最大の苦痛。
それは、唾を飲み込もうとしたらむせること!
ちなみに麻酔の不味さが2位。
なので苦痛を減らすためには
- 麻酔が効いてきたら効果がなくなるまで唾を飲まないこと
- 麻酔を入れた後は鼻をすするのを我慢すること
このふたつにつきます。
実際にカメラを突っ込まれる不快感はありますが、これは意外とそうでもないのと回避不可です。
ちなみに鼻の麻酔のおかげで突っ込む時の痛みはほとんどありません。
というか感覚がありません。
随分怖い想像していたので、実際は結構楽でした。
もうやりたくないけどね!
そんな感じでよい内視鏡検査ライフを!
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