こんにちは、いっとくです。!
僕はバックエンドエンジニアなので普段はPHPばかりいじっているのですが、今回はフロント側のお話。
てかフロントのこと書く頻度高い!?もっとバックエンドの知識も蓄えます(アウトプットしづらい)
訳あって既にエンジニアになっている人にプログラミングの基礎を教えることになったのですが、初心者向けの本じゃちょっと意味ないだろうなということで少し高度な内容の技術書が必要になりました。
そこで以下の本が良さそうだったので、購入して自分でもやってみたのですが、中々の良書だったので紹介します!
はじめよう、これからのコーディング。
ということでこれがこれからのコーディングか〜という感じで模写していました。
かなり良い感じの内容でした。
ターゲットとしては初心者向けではなく、脱初心者したい層を狙った内容になっています。
2015年出版ということで若干古い内容がありつつも、実際の現場でコーディングするなら知っておくと良さげな内容が結構あるので、マークアップの基礎をおろそかにしている自覚があるよという方はためになるかと思います!
割とページ数も少ないので精神的に軽い気持ちで始められるのも良いですね〜。
本書のターゲットはエンジニア1年生
こちらですが、初心者がエンジニアを目指す時に手に取るような本ではありません。
基礎部分は大いにスキップされているので、HTMLやCSSが既に書けますよという人じゃないと、辛いことになるでしょう。
初心者の方は一旦この本ではなくこちらの本を手に取ることをおすすめします。
HTMLやCSSは簡単だけど奥深いんですよね。
例えば、同じ見た目でもクラス名やセレクタの指定の仕方によって、保守性が変わってきます。
昔はJSじゃないとできなかったようなこともCSSで実装できるようになっていたりもします。
細かい仕様を覚えていないと、うまく配置を調整できないこともあれば、詳細度の指定が複雑すぎてうまくスタイルを当てることができなくなったりもします。
でも、そんなことを知らなくても動くものや見た目がちゃんとしているものができちゃうのがマークアップの世界の恐ろしいところです。
そんな暗黙のルールがたくさんあるコーディングですが、最低限覚えておいてほしいことが詰め込まれているのが本書です!
CSSの詳細度や、クラス名の設計みたいな概念的なところから、clearfixとかCSSカウンタ、レスポンシブデザインに対応するためのメディアクエリの書き方等の具体的なテクニックが散りばめられております。
サンプルサイトを作りながら、その中で色々なテクニックを学んでいくというスタイルで展開されており、章末には自分でコーディングを考えようということで簡単な練習問題も用意されています。
個人的にはところどころ登場するコラムで知らないお話が何個か出てきたので、新しい学びもあってよかったですね〜。
そんなわけで、初心者がいきなり手に取る本としては適切ではないけど、基本を学んだ上で2冊目、3冊目の本としてはかなり良い内容なのではないでしょうか??
何よりこういう層をターゲットにした本というのは種類が少ないので助かりますね!
裏表紙見たら著者の方が同じ年齢だったので、よりやる気を焚き付けられる1冊でもありましたね〜
5年前に本を出すレベルに到達しているということだもんなー。すごいなー…
以上、脱初心者のためのコーディング本だったよという話でした!
さようなら〜
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