【書評】これが新本格という緩めのミステリー|配達あかずきん

こんにちは、いっとくです。

最近は家に引きこもっていることもあって、以前よりもいろいろなジャンルの本に手を伸ばしているのですが、今回は小説。

しかも全然読まないミステリー!

配達あかずきん
配達あかずきん
著:大崎 梢 出版:創元推理文庫

Primeリーディングで見つけ、なんとなくダウンロードして読んだのでそもそもミステリーだとは思って読み始めていないんですけどね。

どんな話か想像して読み始めたわけではなかったのですが、まさかミステリーよりだとは思っていなかったので最初の短編を読んだ時に結構衝撃を受けました。笑

しかし、ミステリーと言っても本屋を舞台に繰り広げられる殺人事件とかそういったシリアスな作品ではなく、日常に潜む謎や軽い事件を本屋ならではの視線で解決したり、推理をしていくという内容になっています。

こういうジャンルを「日常の謎派」とか「新本格派」と呼ぶらしいのですが、読んでみての率直な感想としてはかなりかなり面白いジャンルだな〜と思いました!

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温かい世界観と適度な緊張がクセになる!

日常の謎ということで、本書はとある書店を舞台に繰り広げられる短編集。

本屋の店員さんはよく探している本について聞かれますが、そこに秘められた暗号をもとに謎を解く「パンダは囁く」

とある本から昔の悲しい出来事の裏側を読み取り、思わぬ結末を迎える「標野にて 君が袖振る」

勘違いからとある騒動に巻き込まれる「配達あかずきん」

シンプルに納得させられる謎解きと、絶妙な余韻を残す「六冊目のメッセージ」

それを締めくくる「ディスプレイ・リプレイ」

個人的には真ん中の3つが面白かった感じがします。

特に「六冊目のメッセージ」は、謎解きもシンプルで納得のいく自然さを持っていなら、最後はご想像におまかせしますがまぁ結果はわかりますよね〜?みたいな余韻がとても心地よい感じでした。

何も考えずに読んだ「パンダは囁く」では思ったよりシリアスな本なんじゃね??っていう衝撃を受けましたが、そんなことはなく適度な緊張感のまま展開されていくストーリー。

殺人事件ものってなんかイマイチ感情移入できないので、好きではなかったのですがこの日常の謎派というジャンルは良いですね〜。

ハっとすることもありつつ、現実のどこかで起きていそうな感覚が読んでて心地良いです!

ミステリーみたいな謎解きのギミックの凄さに面白さを感じるタイプには物足りなくなりそうだけど、どこか現実味が合ってそこに少しずつ非日常のエッセンスが混ぜ込まれているような作品が好きな人にはバシッとハマるような作品なのではないでしょうか!

ちなみにAmazonPrimeに入っている人はPrimeReadingで無料で読めますのでぜひ探して読んでみてください〜

全然間延びしないので、どんどん読み進められます!

あと最近Kindle Unlimitedにも入ってみたのですが、あれ良いね〜

探し方下手なのかあんまり面白そうな小説見つからなかったのですが、結構そのへんが増えるのと、何よりも技術書が結構あったので興奮してフンガフンガしていました。

以上、配達あかずきんの感想でした!

自粛生活で時間を持て余している人は、面白いのでおすすめです!

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