教養を身につけたい新社会人は、出口さんの「人生を面白くする本物の教養」を読んだ方がいいんじゃないかな?

ビジネス書

こんにちは。いっとくです。

 

僕は今セブにいます。

溢れるアジア感がたまりませんな〜!

 

留学に合わせて見た目を東南アジア仕様にして、髪もヒゲも清潔感ゼロなので現地人にも変な絡まれ方しません。アジアに旅行する人は前もって清潔感削ると安心感高まるのでオススメ。

 

そんなことはさておき、行きの飛行機が4時間以上のロングフライトだったので、本を一冊読みきりました。

人生を面白くする本物の教養
(著:出口 治明 出版:幻冬舎新書)

 

社会人1年目くらいの時に買って、一度読んだきりだったんですけど、出国前に見出しを見てたら、「英語はあなたの人生を変える」という章があったので、これ留学前にドンピシャやんけ!?ってことで旅のお供にチョイスした次第です。

 

結論から言うとめちゃくちゃよかった。

この本の内容について話せって言われたら正直覚えてなかったんだけど、数年ぶりに2回目を読んでみると「あ、今までの自分の考えはこの本から来てたのか!」という発見の連続。

 

やっぱり本は読んでも覚えていないけど、エッセンスは少しずつ自分の血肉になっているんだなぁと感じるとともに、改めて出口さんの本の良さを痛感。

 

日本のビジネスマンには是非とも読んで欲しい本なので、ちょっとだけその内容を紹介したいと思います!

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教養は人・本・旅から養う

教養はすごく重要なものですよね。

恐らくその重要性は、社会人であれば気づいていてその証拠に本屋に行くと、ここぞとばかりに教養に関する本が陳列されています。

 

しかし、じゃあ教養とは一体何なのか?

本書では教養とは色々な物事を知っている知識豊富なことをさしてはいません。

 

教養…それは人生を面白くするツールであり自分の頭で考えるということ。

 

もういきなり深い!いきなり共感の嵐!フェイスブックでこんなことつぶやいたら絶対いいねが止まらない!

共感というか僕の思考回路のベースにこの本があるから、これはもうすでに洗脳されている、いわば必然の共感なんですけどね。

 

この面白くするツールだということの説明が個人的にすごく刺さってます。

例えば今盛り上がっているサッカーW杯!でもサッカーを見て楽しめる人と楽しめない人がいるのです。

僕は楽しめない方の人なんですけど、それはサッカーについての知識が無いから。

どのプレーがすごいかよくわからんし、それならアニメ見てた方が楽しくない?って思っちゃいます。

でもここでサッカーの盛り上がりどころがわかっていれば、きっとゲームを見てるだけで楽しめると思うんですよ。

 

あれ?やっぱり知識じゃん!

そう、サッカーを楽しむためにはまずサッカーの知識が必要なのです。

つまり、教養を身につけるために知識を持つということは必要。

しかし、それだけでは教養とは言えない。

 

なぜなら世の中にはいろんな常識やルールがあるけど、専門家が言っているような知識を鵜呑みにするだけではただのカモになってお終いです。

だからこそ、知識を備えた上で常識や専門家の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて、腹落ちした考えを述べたり、自分の視点から物事を見ることができる力を身につける。

それが教養であり、日本のビジネスマンに求められている力!パワー!

 

というイントロから本書は始まります。笑

イントロだけでこの熱量を出してしまいました。

 

でも、この自分の頭で考えるって日本人にとってはとても難しいことなんです。

なぜなら戦後の教育は全部アメリカのキャッチアップをするために都合のいいように作られたもので、考えない人間を量産する方が社会的に効率がよかったから。

 

僕もその自分で考えられない人間の一人なのですが、最近はというかここ数年は自分で考えるということをずいぶん意識して生きてきました。そしたらなぜかセブにたどり着きました。

脱線しましたね。

 

でも教養ってやっぱり大事だなと思うんですが、特に自分の頭で考えることの大事さが際立っています。

だってそういう意見が言える人って面白いですよね。ファニーとかじゃなくてインタレスティングの方の面白さ。

 

だからどうしても教養を身につけたい!面白くなりたい!

 

そんな教養に飢えている若者は多いはず。

そしてそれを手に入れるための出口さん流の源泉は3つ!

面白い人にあって刺激を受ける。いろんな価値観を感じ取る。意見をぶつけ合って自分を洗練していく。

人にはそんなパワーがあります。

 

そして本。本はいわば世の中的に成功している人たちのエッセンスに手軽に触れることができる素晴らしいツール。

 

そして旅。現地にいる人に出会って新たな刺激を受ける。いろんな文化に触れる。

 

つまるところ、3つとも元を辿れば人に行き着くわけです。

 

本書ではそんな3つの教養の源泉に触れ合って学べることや、そこで身につけたエネルギーをどうやって教養にしていくかという話が、出口さんの体験から事細かに書かれている本です。

 

社会人になってから結構本を読んだつもりなのですが、この本はトップ3に入るくらいの良書です。

 

少し前に出た本ではありますが、読んで損はない1冊なので興味ある人はぜひとも読んで欲しい!

特にそこの教養を身につけたいけど、そもそも教養のイメージが漠然としているそこの新社会人諸君!

 

教養とはまた違う話だけど、本って何回読んでもためになるんだなぁと気づかされる読書体験でした。

 

おしまい!

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