宇都宮といえば餃子だと思っているそこのあなた!
ノンノンノン!
実は宇都宮はカクテルの街とも言われていて、すごくたくさんのバーがひしめいているのだよ!
僕も行ってから知ったけどね!
僕の一人飲み遍歴
実は僕はひそやかに一人で飲みに行くという趣味を持っています。
社会人2年目になる直前くらいからでしょうか。
細かい話は今回は置いておいて、一人で飲みにいくメリットは普段関わらないような人と話すことができることと自分の気分次第でいつでも行って帰ってこれる気楽さです。
最初は勇気も要りますが、慣れるとラーメン屋に入るような気持ちで入れるようになります。
そんなわけで全くお店がない奥日光からせっかく宇都宮まで降りてきたんだから、飲まな損でしょう!ということで街をフラフラとしていたわけです。
無難に入りやすそうなお店を何個か見つけて、そろそろどこかに決めようとしていた時、強烈な個性を放っている店を発見!
カンヅメバー「mr.kanso」
かんづめ…?
…缶詰!
なんだか数年前にちょこっと流行ったような気がしなくもないが、料理が全部缶詰のバーです。
これはかなり興味を惹かれるぞ〜
ってことで突撃!
ここで電池が切れたため、店内の様子はテキストのみでお送りいたします。
扉を開けると、無難におしゃれなログハウス風の内装。
左手側に6、7席ほどのカウンターが立ち並び、奥にはテーブル席が4席ほど。
月曜日だったせいか、お客さんは他に1名のみ。
カウンターの後ろには少し大きめの棚に缶詰がびっしりと並んでいる。
席につくと、当店のシステムはご存知ですか?と聞かれるので素直に存じていない旨を伝える。
するとシステム説明をしてくれるが、概要としては
- 缶詰は棚のものを自由に取っていってOK
- 缶詰の裏に値段が記載されている。
- 取った缶詰を店員さんに渡せば温めてくれたりする
こんな感じでした。
シンプル!
早速缶詰を物色…
定番から変わり種まで豊富なラインナップ
僕は別に缶詰について明るくないので、マニアックなものかどうかの判断は若干難しいですが、種類豊富であることは間違いありませんでした。
定番のものだと、サバの味噌煮やサンマの缶詰、焼き鳥などスーパーで売ってそうなものが。
一見変わったものだと、たこ焼きとかだし巻き卵とかなぜ缶詰にしちゃったんだ系のものや、ポップコーンとかプリンとかお菓子系のものも。
異色の缶詰も揃っており、覚えているところでこんなのありかよ!って思ったのは「アザラシの肉」と「エゾシカ」。
臭い缶詰の定番こと「シュールストレミング」さんもいらっしゃった気がします。
そんな個性的なラインナップに混じって、うにとかかにとか高級なものもひしめいています。
群雄割拠の缶詰棚ですが、お昼の餃子がまだあとを引いているため、そこまで食べることができない。。。
そこで私が選んだ缶詰。
「いぶりがっこ」と「鯨の旨煮 香味塩味」(どちらも650円)
可もなく不可もないチョイスをしてしまったことが恥ずかしい!
でも安定した旨さ。
ビールによく合う。
ちなみにビールだけやたらと安いです。
ずっとビールを飲んでいると、結構飲んでも3000円くらいで済むというハイパフォーマンス!
エキサイティングなお客さんが多いお店
月曜だったのでお客さんは少なかったが、とてもエキサイティングなお客さんしかいないお店でした。
割と序盤にやってきたおじいちゃんは、何回無いといってもコーヒーを頼みまくって、挙げ句の果てにコーラ1杯だけ飲んで帰っていきました。
やっかいな年の取り方はしたくないなぁと思っていたら、30代くらいのお客さんが来店。
お店でアペロールというオレンジとハーブのリキュールのフェアをやっており、アペロールを使ったカクテルを注文するたびにくじ引きを引くことができるというもの。
おもむろにお客さんがくじを引く(注文はしていない。)
店員に怒られる。
というのを9回繰り返し、結局引いた分のアペロールのカクテルが作られる。
初めて見ました。
普通のバーで一人のお客さんの前に9杯のカクテルが一気に並んでるシーン。
とてもじゃないけど飲み切れないということで、1杯いただきました。
ごちそうさまです!
ちなみにくじ引きはほとんどがハズレていて、少しだけC賞が当たっていました。
その人が帰った後に次のお客さんが今まで1度も当たったことのないA賞のTシャツを一発で当てていたのを見て、世の中の世知辛さを感じずにはいられません。
穴を掘っている人が宝の寸前で掘るのを諦めている風刺画?みたいな画像を思い出した。
まとめ
そんなこんなで初の缶詰バー「mr.kanso」宇都宮店
缶詰がっつり食ったらまた違うんだろうけど、物珍しさとコストパフォーマンスを両立した良いお店でした!
写真ないのが残念。
そのあと泊まったネカフェでうっかり寝すぎて2時間分の延長料金取られてキレそう。
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