前回の記事:十二指腸潰瘍闘病日記その6|入院4日目
入院5日目です。
そろそろ何も感じなくなってきました。
とにかく暇でもあるし、やろうと思えばやることはそれこそ山のようにあるのだけれど、食べていないせいかモリモリと元気が湧いてくることもなく、そこそこの量をこなす毎日です。
今日から胃液を吸引していた装置が取れました。
代わりにビニール袋みたいなのが管の先に。
お医者さん曰くもうこの鼻から胃に伸びている管はとっても良いそうなのだが、週明けの検査で造影剤入れるのに使うそうなので放置。
邪魔なんでできればとってほしいのですが。。。
とはいえ吸引機がなくなったことにより、点滴を吊るしているキャスターが圧倒的に軽量化された上に、ノーコンセントでよくなったので一気にQOLが向上!
あとはこの点滴と管が取れたら普通の人になれます。
コンセントフリーの人間になったので気持ちも軽くなり、またもや1階のローソンで本を購入。
今回は「じゃらん」と岡本太郎の「自分の中に毒を持て」を購入。
すっかり雑誌というものにはまってしまった。
そしてこの日も日課であるセルフ飯テロ!
海鮮!肉!パフェ!ラーメン!バームクーヘン!その他お菓子!お菓子!お菓子!
うわあぁぁぁぁぁ!!小寺先生ー!(?)
おっと、失礼。
少々取り乱して小学生の時の担任の名前を叫んでしまいました。
とかなんとか言ってますけど流石に5日目ともなると、空腹感もそこまで気にならないし、何も食べてなくても何かを食べたいという欲求が減ってきているのを感じます。
1、2日目の画像だけでよだれ出るみたいな現象はなく、精神的にも安定しています。
「食」に対して解脱しそうです。
逆に美味しそうなもの見て気持ちを少しでも揺さぶっておかないと、退院した後も食べるのめんどくせってなりそうで怖いです。
入院していると健康の尊さがわかる
病気や怪我をするたびに毎回思うけど、健康って尊いよなぁ。
足の指とか膝とか肩とか一部怪我をしただけで、意外な動きまで制限されて一気に生活がしにくくなります。
どこを怪我してもそうなるので、人間の体はそれだけ無駄が少ない構造になっているのでしょう。
だから怪我をするたびに、次からはしっかり準備運動してから体を動かそうと固く決意するのに、時間が経つと忘れてまた怪我をする。
病気で飯を食えなかったり、体調が悪くて何もできないときはこんなにしんどい思いしたくないからもっと自分の体を労ろうと思うのに気づいたらまた不調になっている。
いつでも健康の状態を手にしたいなぁとは思っているのに、いつの間にか過去の辛い体験を忘れてまた辛い思いをしているんですよね。
なんて痛がりな生き物なのでしょうか、僕は。
今回の十二指腸潰瘍は原因がまだよくわかっていませんが、ピロリ菌であれ。
そしてさっさと除菌してしまいたい。
あとフケがすごいから早くシャンプーしたい。
〜その8に続く
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