ここは栃木県は日光の山の奥のさらに奥の地。
奥日光。
ほぼ群馬といっても過言ではなく、文字通り陸の孤島である。
今朝はまだ10月半ばを過ぎたところだというのに初雪を観測。
標高1500mのなす技である。
北海道より初雪が早い。
周りにお店の類はなく、強いて言えば牧場が一軒ある。
牧場の単位を軒とするのが正しいかどうかは議論の余地があるが、それはまたの機会に。
そんな辺境の地でも、一つだけ楽しみがある。
そう。
就寝前のビールである。
たまらない。
普通ホテルの自販機というのは、スーパードライなどの普通のビールでも350円というぼったくり価格である。
もちろん、僕が働いているホテルも例外ではない。
しかし、ホテルの隣の寮にある自販機。
なんとここは210円というコンビニ価格で売っており、従業員への溢れる愛を感じずにはいられない!
とはいえ、毎日飲んでいては下界に降りるお金がなくなってしまう可能性があるので頑張った日のご褒美に。
今日は早朝の5時から働き、計13時間働いたのでご褒美に銀色のヤツ!(気まぐれクックのネタ)
うめぇ!(気まぐれクックのネタ)
※ちなみに気まぐれクックはYouTuberで主に魚を捌く動画をアップするというかなりのニッチ戦略者であり、見ているとなぜかクセになります。
しかし、おつまみはホテル内の高額自販機でしか売っていないため、想像力でカバーするしかありません。
ビールに合うおつまみといえば、唐揚げ、枝豆、チーズ、さきいか、柿の種、塩辛など、挙げればキリがありません。
そして、全てに共通している点。
それはしょっぱい系の食べ物だということ。
確かにしょっぱいものとビールは合う!
それは真理であり、否定するつもりも全くありません。
しかし、ビールに会うおつまみはしょっぱいものだけではないって知ってますか??
事実、僕は過去に甘いもので衝撃的にビールに合うものを見つけてしまったのです。
そう、こいつです。
アイス。
…アイス!?
いや、気持ちは十分わかりますよ!合わないだろって。
僕自身も、なぜあの時アイスとビールという組み合わせで買い物したのかよくわかりませんから。
これこそ完全なるセレンディピティですよ。
偶然の出会い!
もちろん全部のアイスが合うとは僕も思いません。
そこで僕が提案したいアイス。
桃のシャーベットです。
もももも???
多分これを聞いて共感してくれる人は現時点ではいないでしょう。。。
残念でたまりません。とほほ。
この時は何故かセブンイレブンの「まるで白桃を冷凍したような食感のアイスバー」をおつまみとしてビールを飲み始めました。
当時の僕は何を考えていたのでしょうか。
自分でも迷子状態です。
しかし、この二つが合わさるとすごい事が起きるのです。
ビールの癖に当たる部分が綺麗に吹き飛んで、雑味のない麦の香りが鼻から突き抜けるようになります。
なんだか初めてビールを美味しいと感じるようになった瞬間の事を思い出させてくれるような麦芽感!
確かに、最近ではフルーツビールとかも勢いづいて来ているような気がするのでフルーツとビールがあるというのはあながち間違いではない気もしている。
特にヴァイツェンやアルトなどの上面醗酵のビールがフルーティな香りになることも、ビールとフルーツが合う事を物語っている。
という事で、今日のおつまみはバナナにしてみます。
なんせ今部屋にはバナナしかない。
実食。
ん〜〜〜
バナナはダメでした。
バナナの個性が強過ぎて、ビールの色々な良さがかき消されてぬるいビールみたいな味になりました。
多分、桃も実際のフルーツでやったら同じ現象が起きるのでしょう。
なので、僕のオススメはフルーツのシャーベットです。
桃以外は試した事ないですが、今度試そうと思います。
山籠りが終わったらになりそうだけど。
そんなわけで甘いものもビールに会うことがあるよっていう話!
おしまい
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