前回の記事:十二指腸潰瘍闘病日記その8|入院6日目
今日はついに検査日。
早朝から血液検査です。
朝から針を刺されて血を抜かれるのは気分がいいものじゃないけども、今日の人は全く痛みを感じさせないベテランっぷり。
今までは炎症反応が強かったのですが、それに関する数値は改善したらしいです。
お腹も痛くないし、改善していること間違いない。
本当になぜ入院しているのか疑問なくらい調子がいいです。
そして12時を過ぎたあたりでCTの検査のため呼び出しをくらいました。
今回のCT検査は今までと違ってリアルタイムでの確認です。
変な機械の上に乗り、鼻に刺さっている管から造影剤を投入。
喉には直接触れていないものの、体の中を冷たいものが通って行く気持ち悪さがあります。
これを口から飲むと結構苦くてきついらしい。初めて管に助けられた気分。
そして横のモニターにはしっかりと体の中身が映されています。
そのモニターに造影剤の黒い影が内蔵の形で入って来ます。
なんか面白い。笑
さらに造影剤を追加すると、次は機械ごと横になります。
モニターは見えなくなりましたが、おそらく内蔵の形で黒い液体が動いているのでしょう。見たい。
そして胃を膨らませるために空気もいれる。
なんだかよくわかりませんが、空気の方が造影剤より怖い。
横になったりゆすられたりして入念にチェックしたのち、ついに食事の許可がおりました…!
ついに食事が始まるぜよ!
待ちに待った今日の夕食は流動食。
不満はなくはないですが、食べれることに感謝しましょう…
重湯、具なしコンソメスープ、まめぴよ(豆乳飲料)、ジョア。
重湯は脾臓の時も食べましたが、こちらの病院の方がお米成分が濃厚で多少お粥っぽい。
コンソメスープは安定の味。
そして、まめぴよがうめぇ。
完全に離乳食の味だが、5日も絶食していれば乳離れしたての子供みたいなものです(?)
いまだにチューブが突っ込まれているため、食べづらいですねぇ。
特にストロー飲料たち。
ゴクッとするたびに喉のチューブが露骨に存在感を出してくる。
ゴクッ。いるよ!みたいな。
そして完食。
久しぶりの飯は最高でした。
食の鎖が解かれた僕はお見舞いの品に手をつけます。多分ダメだけど。
そして今日もエロ本のお見舞い。
奇跡的に同じのものが届けられました。
これで保存用と観賞用で使い分けることができそうです。
めでたしめでたし。
〜その10へ続く
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