どうも!いっとくです!
最近Kindle Paperwhiteを買ってみたのですが、読書が捗りますね〜。文字の表示され方とか読んでる最中に通知来ないとかいい点はいくつかありますが、なんと言ってもね、触り心地がいい。結局本を読むのに一番大事なのは触り心地なんです。
そんなおニューのガジェットを使って読んだ本のアウトプットでございます。
僕は定期的に直感を大事にしたほうが良いよ系の本を読むのですが、いつだかAmazonのPrime Readingで見つけてダウンロードしたまましばらく放置していたこちらを読了しました。
なんとなくダウンロードしただけだったのですが、翔泳社がやっているITエンジニア本大賞の2020年度ビジネス本部門トップ10に入っている本だったんですね!これと言ってプログラミングの話が出てくるわけではありませんでしたが、プログラミングという仕事は右脳も左脳もフルで使う職業だと思うので、間違いなく直感とかは大事になってくるでしょう。
いい感じのサービスをローンチしたイケイケのエンジニアとかみんな直感すごそうだし。
こちらの本ですが、表紙の背景に目立つ感じで「VISION DRIVEN」と書いてます。
多分、イシューからはじめよの「ISSUE DRIVEN」のオマージュでしょうか。内容もかなりイシューからはじめよを意識している感じがします。
ここでいう「VISION DRIVEN」というのは、めっちゃ簡単に言うと他人モードの思考ではなく自分モードの思考を動かして世の中にバリューを提供していきましょうというスタンスのことを指しています。内容的にはISSUE DRIVENに対するアンチテーゼのようなものにも思えるのですが、読んでいた感じそこを批判したり昇華させているというよりは、別の切り口でこういうのもあるよ!?みたいな雰囲気を感じました。
変化に合わせるだけではもう間に合わない
死ぬほど言われまくっていることではありますが、今って技術革新のスピードとかプロダクトのライフサイクルとか、消費者の興味の移り変わりとかあらゆるものが加速しています。
少し前までは、マーケットのニーズを観察して、そこからプロダクトを生み出していくという方法でも間に合っていたのですが、今のスピード感でそれをやっていると間に合いません!
だからこそ、自分が良いと思う妄想をまずはアウトプットして、何度もフィードバックを得ながらブラッシュアップを行い、市場を切り開いていくのが大事になってくるわけですね。
そしてそんな妄想→アウトプットにたどり着くまでに必要な考え方であったり、テクニックみたいなところを解説してくれているのが本書というわけです。
直感を磨くための教育を受けて生きていない僕らは伸びしろがあるぜって言うことらしい。
直感だけを頼りにするとなると、リターンが0か100かの極端な戦略になりそうという感じはしますが、いつの時代も大きな変化を生んだ発明って直感と妄想から始まって成功するまでトライしてきた姿勢があることを考えると、大事な能力ですよね。
じゃあ、どうやってそんな直感力を磨けばいいの?ってね。
まぁそれに関しては本書にテクニックが紹介されているものの、多分正解とかがない類のお話だと思いますが、一番シンプルでわかりやすいのはとにかく手を動かすということでしょう。
アイディアに対するPDCAサイクルも大事なのですが、実際に手を動かしながらサイクルを回すというのは、割と誰にとっても大事なことに思えます。特に僕は本だけ読んで全然アウトプットしてない系エンジニアなので、もっと手を動かさないとと心底思いましたね〜
レコメンド機能の恐怖
ちなみに本書を読んでてすごく心に突き刺さったのは、レコメンド機能の恐ろしさについてですね。
かいつまんで紹介すると、今インターネットの世界に溢れているレコメンドはかなり個人に向けて最適化されているけど、そういう情報ばかり摂取していると情報がタコツボ化して思考や発想がどんどん無個性化していくということ。
音楽のストリーミングサービスでおすすめのプレイリストが表示されたので流してみたところ、全部いい曲じゃん!!って思ったと同時に、自分はこんなにも統計通りの好みしか持ち合わせてないんだなと軽く絶望したときのことを思い出しました。
まぁとりあえず音楽は都度ディグるのはちょっと面倒なので一旦置いといて、今度から食べログで調べてから飲食店に入るのやめようと思いました。笑
たまに本をジャケ買いするのですが、そのテンションで生活しよ。感性磨いてこ。
そんな感じでちょっと話逸れましたが、結構面白く読める本でした!内容も良いですが、読みながらどんどん妄想が膨らんでいくのが促進されるような読書体験でした。
あれ、でも論理とつながってないような、、、ま、いっか!
以上、いっとくでした!さようなら
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