100年生きる僕たちが無視できない、好きを仕事にするということ

こんにちは。いっとくです!

ここ数年で「好きなことを仕事にする」という言葉をよく耳にするようになりました。

YouTuberという存在が一般的になったあたら一気に浸透しましたよね。

この言葉が叫ばれるようになった大きな原因の一つとして、数十年前まではマネタイズできなかった色々なことがお金になるようになってきたことが大きく関わっていると思います。

収益化の方法は様々ですが、およそどんなニッチのジャンルでもWeb上にコンテンツを作ってアクセスを集めることで、その大小はあれど収益が発生するようになりました。

でもよくよく考えてみると「コンテンツ作り」というのは、少し前までは企業のものでした。

動画ならテレビ局、音声ならラジオ局、活字なら出版社や新聞社。

それぞれプロと呼ばれる人たちが専門性高いイケてるマシンで編集をしていたのです。

それが技術革新が進み、今では個人でも優れたコンテンツを作り、広めることができる環境が広がっています。

写真なんか、スマホのおかげで一億総カメラマン時代ですよ。

他にも動画ならYouTubeやtik tok、音声ならポッドキャスト、活字ならブログやnoteやSNS等々、誰でもコンテンツをアップロードすることができるプラットフォームも乱立しています。

それに伴いクオリティもどんどん上がっており、今の素人は50年前の企業よりも画質や音質や構成までもが優れたプロ顔負けのコンテンツを配信しているのです。

まぁこれはいわゆる過去の積み重ねと進んだ技術があってこそのもので、いわば巨人の肩の上に立っている状態とも言えるわけですが。

それにしても技術の進化早すぎません??

今まで特殊な機材の扱い方をマスターし、豊富な経験を蓄積した歴戦のプロフェッショナルだったものが、テクノロジーの進化によってどんどん一般人の手に降ってきたからこんな状況になっています。

そしてこうやってのし上がってきた個人のクリエイターに共通して言えることは、ほとんどの人はその作業をめちゃくちゃ楽しんで没頭してきたことだと思うんですよね。

そして気づいたら人並み外れた質のコンテンツを生み出せるようになり、そこにファンが集まってきていると。

クリエイター本人からすれば、楽しいことやっていて承認欲求満たせたり、サラリーマンじゃ足元にも及ばないくらいの報酬を受け取ったりするので、これからは好きなことをやっていく時代だー!っていうでしょう。

一方で典型的なサラリーマンのような従来の働き方をしていた人たちからすれば、それは今までなかった働き方なので見ていてめちゃくちゃ目立ちます。

いい意味でも悪い意味でも。

目立ち具合的には理系の大学にいる女子大生くらい目立ちます。

すると羨ましいと思う人や逆に自分はそっちはあっていないという判断をし、別の道を選ぶ人も出てくるでしょう。

でも、この好きを仕事にするっていのはかなりこれからの働き方を考える上で重要な要素になるなという確信を得ました。

それには僕らの寿命が関わってくるのですが、ところで僕たちの推定の寿命を知っていますか?

世代や寿命の算出方法にもよりますが、一説によると現在の20代の半数は100年くらい生きるらしい

超長生き時代到来です。

70年後には周りを見渡せば、金さん銀さん級の長生きおじいさんおばあさんがウロウロしていても珍しくなくなっているかもしれないのです

ちょっと前の時代の人がタイムスリップでこの世界に来たら驚くこと間違いない。

「すごいな、これが未来か。車は自動で動いているけど、そんなことよりも周りがおじいさんおばあさんばっかりだ…」って。

僕は何があっても長生きしたい欲求があるので寿命が伸びることはとても嬉しい話なのですが、長生きするということは一つ考えなければいけないことがあります。

それは長寿が災厄になる可能性があるということ。

これだけ長生きすると、今までの生き方や社会の制度が最適ではなくなります。

最近は老後資金2000万円用意した方いいよと政府に言われザワついたりしましたが、年金は破綻にしないにしても一月あたりの給付額が減ることは間違いなさそうなので、現実を見ながら準備を進めていかないと、長生きするほど貧しくなるという呪いのような生活が待っていそうです。

もし、何か革命が起きて奇跡的になんとかなれば嬉しいですが、何も起きなかった時に追い詰められるくらいなら、あらかじめ準備をしておきたい。

そんなことを、今回紹介する本を読んで思わされました。

ライフシフト 表紙
LIFE SHIFT ライフシフト 100年時代の人生戦略
著:リンダ・グラットン アンドリュー・スコット
訳:池村 千秋 出版:東洋経済新聞社

人生100年時代という言葉が一気に浸透しましたが、そのきっかけとなった本です。

結構前のベストセラーなので、読んだことあるっていう人も多いと思います。

ぶっちゃけ本当に寿命が100年の時代が来るかどうかは実際にその時になってみないとわかりませんが、全く考える必要がないというほど確率の低いことでもないと思うので、ぜひ一度読んで参考にしてみて欲しいなと思います。

特に、人生がマルチステージ化するという部分は僕自身既に経験しつつあることだったのと、そのためにも好きなことを仕事にするというのは重要なことだと思ったので、その辺を重点的に紹介していこうと思います。

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人生のステージは3段階ではなくなる

本書の中でも特に重要なテーマですが、長寿化すると今まで「教育・仕事・引退」の3ステージだった人生の多様化が始まります。

これはつまり、学校教育を終えたら会社に勤めて、定年を迎えたら年金生活という、僕らにとって一般的にイメージされる人生のことです。

それが多様化するというのは新しいステージが出現するだけでなく、ステージを踏襲する順番も変わるということです。

つまり今までは、およそ年齢でどのステージにいる人間なのかが予想できましたが、そんな常識もなくなる世界ということです。

新しく増えるステージについてはもしかしたら予想もできないものが出てくる可能性もあるし、具体的なところは本を読んで知って欲しいのですが、一つの重要なキーワードが「変身」です。

人生100年時代に対応するためには、今までの人生よりも変化に対応する必要があるのです。

それは寿命が長くなればなるほど、勢いだけでキツい状況を乗り切ることはできなくなるし、身を脅かすほどの大きな状況の変化に遭遇する回数が増えるからです。

でも個人的に一番思うのは、長すぎる人生の中で、ずっと同じことをやるっていうのが耐えられないと思うですよね。

絶対飽きる。

一つの職場に数年いただけで、飽きて別の場所で働きたくなる僕が、半世紀も同じことして過ごせる自身が1ミリもありません。

だから新しいことに挑戦して、変身を繰り返しまくらないと、完全に飽きてつまらない世界になると思うんです。

80歳まで働くことを覚悟する

おそらく僕らの世代が受給する年金の金額は減ります。

それに対処する方法は二つしかありません。

長く働いて引退の期間を短くするか、たくさんの資産を築いて年金に頼り切らなくても生活可能な状況を作っておくかのどちらかです。

もし今までと同じ3つのステージで考えてしまうと、教育でだいたい20年、仕事が40年、引退が40年になる。

でも年金の制度が作られた当時、引退ステージの長さはおよそ10年ほど。

これだけでも年金はどこかのタイミングで制度に手を加えないと、存在価値がなくなるくらい意味のない制度になってしまっているのは明らか。

賦課方式なので、若者が一人でもいる限り財源が枯渇して破綻することはないけど、存在意義がなくなって実質破綻状態みたいなことはありそうですね。

もし年金の支給額が減ると、引退後の生活資金を自分で貯めないといけないんだけど、40年分の生活費を40年の仕事で貯めるのはどう考えても現実的じゃない。

それだけの貯金ができている人を見たことないし、自分もできる気は全くしません。

幸いなことに、伸びているのは寿命だけじゃなくて健康でいられる時間も伸びています。

今の大人たちが実際の年齢より若く見えることってあると思うんですけど、あれって実は間違ってないらしいですよ。

僕らが子供の時って70代ってなると、結構ヨボヨボだった気がするんですが、今の70代って比較的元気な気がしません?

つまり我々の世代は引退後の資金を確保するために、80歳まで働く必要があるのかもしれません。

個人的にこの話は論理的におかしい部分も見当たらないので、予想もつかないような技術革新が起きて社会の構造が変化しない限りは、およそこの予測通りになるんじゃないかと思っています。

なので、僕は密かに80歳まで働く覚悟をしたわけですが、これから半世紀以上も働くことになったらある問題にブチ当たるようになります。

僕らは人間なので、めっちゃ飽きます

長く働くために変身する

終身雇用の時代は一度会社に勤めれば、そのまま引退まで面倒を見てくれたので、安心感もあったし、そういうのが正しい教育を受けてきたので疑問を持つことなく企業を信じて走りきることができました。

しかし、終身雇用の制度はなくなり、今の20代で引退まで今の会社に勤め上げるぞ!って思っている人はほとんどいない気がしてます。

あくまで自分の周りの状況を見る限りですが。

そうなると今までよりも自分で走っていく力が、人生を幸福にする手段として重要になると思うんです。

一見、60年も自力で頑張り続けるのは途方もなくしんどいことのようにも思える。

でもその中で、自分がワクワクできるような大変身を遂げていれば、とりあえず60年間似たような働き方をするよりも大丈夫な気がしてきませんか?

その変身を経験するために、3ステージの人生がもっと多様化したものになります。

例えば仕事のステージの途中だったけど、やりたいことが見つかりました。

しかしスキルがないので、また大学に通い直して新しいスキルを身につけてから全く別の仕事についたり、そもそも今までなかったようなステージに突入したり。

またある人は大学を卒業したものの、今後の人生をまだ決定できなかったので、自分のr層の働き方を見つけるための活動をするという今までなかったステージ(本書ではエクスプローラーというステージで紹介されています)に突入したり。

とにかく、全員が同様のステージを歩んでいたものが完全に個人で選択できるようになります。

いわば色々なステージを移動しながら生きていくのです

変身すれば長い人生に飽きずにすみます

それに変身する経験って変化にも対応しやすくなると思うので、それこそ現代のような変化の早い社会では重宝されるし、今後もチャンスを掴みやすくなるんじゃないでしょうか?

例えば50年後にめちゃくちゃ活躍する仕事は、まだ存在しないと言われています。

しかし、いざその職業が世に現れた時にかつて大きな変身を経験した人としていない人では対応力に差が出るでしょう。

もし、自分が60歳の時に新しい職業が生まれ、その職につかないとお先真っ暗という状況を想像してみてほしい。

50代の時に大きな変身を経験しているのとしていないのでは、適応力に大きな差が出そうな気がしませんか?

では変身には何が必要なのか

それは有形の資産と無形の資産を蓄積することです

有形の資産とは僕らが普段使うお金などすぐに金銭的な数字で表すことができるもの

それに対して無形の資産とは人との繋がりや自分の活力やスキルなど簡単に数値化することができないけれども、人生に大きく影響を与えるもののことです。

変身にはこの有形・無形の資産を蓄積していることが重要です。

例えば新しくスキルを学ぶために仕事をやめるにしても、ある程度の貯蓄がないと生活できないので、有形の資産が必要です。

そして、スキルを生かして転職をしたり自分でビジネスを始めるにしても、人脈やスキル、活力のような無形の資産を持っていないとなかなか実行することができません。

実は僕も身を持ってこの変身を体験していました。気づかないうちに。

営業から未経験でWeb系のエンジニアに転職したのですが、そのスキルを習得するためにセブのIT留学というのに行ってきました。

留学は3ヶ月だったのですが、その期間と終わってから就職するまでの期間の生活費、留学にかかる諸々の費用は貯蓄を100万円ほど削ることになりました。

しかし、フィリピンで得たものは大きく、きちんとプログラミングを学んで無事目標だったエンジニアとして転職することで、以前よりも楽しく働くことができています。

これがいわば無形資産や有形資産を使って変身することなんだな〜というのを本を読みながら確認することができたので、余計に内容が刺さったのかもしれません。

そして、この変身ですが、本質は好きなことを見つけるという部分にある気がしています。

どう考えても60年働くっていのは長すぎるので、変身が必要なわけで、変化があれば大変かもしれないけど飽きにくくはなります。

でも、その変身も自分が好きことを見つけるためにあるべきだと思うんです。

というかそうじゃなきゃなかなか行動できないっす。

どんなに給料がよくても、わざわざ退屈で過酷な仕事につきたがるストイックな人ってそうそういないと思うんですよ。

人生のどのタイミングにおいても、今の自分が一番やりたいことを追求していくことで活力が維持され、活動を継続でき、結果的に幸福度が高い人生を見つけるができるようになるんじゃないでしょうか

そして好都合なことに、色々なことがマネタイズできる現代なので、好きを追求して作業に没頭すれば、どんなにニッチな分野でも生きるための資産にできるようになっています。

なので変態的に特定の好きを極めたプロフェッショナルが、これからの時代の強者になっていくんだろうなということライフシフトを読むことで感じさせられたのでした。

読むとわかりますが、少しずつこの本に書かれているようなことが自分の周りでも予兆として現れているな〜と感じるからこそ、個人的にはその信ぴょう性は低くない気がします。

ここに書かれているような時代になるとは限りませんが、一つの予想として覚えておきたいところですね。

以上、いっとくでした!

さよなら!

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