クリエイターを目指す人に伝えたいスティーブ・ジョブズ流イノベーションの発想法

こんにちは。自称クリエイターのいっとくです!

最近世に出回りまくっている「これからは個人の時代」というキーワード。

SNSでもネットニュースでもなんでもいいですが、何かしらのコンテンツを見ていると目にタコができるほど見かけるキーワードな気がします。

実際見すぎてちょっと視力が落ちたんじゃないでしょうか。

ただ、この個人の時代という言葉に関しては僕自身すごく腑に落ちていて、現にインターネット上には月間数万〜数百万回と閲覧される個人が書いたブログが存在し、芸人のラジオを差し置いて莫大な回数再生されているポッドキャスト番組が存在し、芸能人並みの知名度を誇るYouTuberが存在しています。

それだけではなく会社が運用しているWEBメディアやYouTubeチャンネル、SNSアカウントでも、個性を武器に知名度をあげて着実に影響力を持ってきている人なんかもいますよね。

もう会社に属していても個人のパワーが活きてきちゃうんだから恐ろしい時代です。

だから僕も個人のパワーを高めていこうということで、こうやってブログをやってみたり、最近はPodcastを使ってネットラジオ配信なんかをやったりしています。

恥ずかしながら僕も 「個人の時代」というものの恵にあやかりたいのです!!

ちなみに個人の時代の到来は、紛れもなくインターネットの登場によって個人がコンテンツを作って配信することができるようになり、それを閲覧するプラットフォームが整備されたことが原因でしょう。

もはや今まで企業に属して大きな仕事をすることでしか世の中に影響を与えるのが難しかった社会は、今まで通りのやり方だけじゃなくインターネットのパワーによって個人の発信でも十分にできるようになったわけですね。

そして個人でコンテンツを発信して世の中に影響を与えようとしている人は、影響力の大小こそあれ立派な一人のクリエイターだと思うんですよ。

というか、そう思うことで自分の精神を衛生的に保っています。

そんなクリエイターという人種の中には、どうも2つのタイプが存在しているような気がします。

一つは自分の芸風を見つけ個を貫いているタイプ、もう一つは個を貫いて成功した人のマネをして、その市場をかすめ取っているタイプです。

そして、さらにこの後者のタイプは大きく分けると二つのタイプがあるように思えます。

それは上級者の真似をすることで上達を志している人コピーが一番効率いいからその道を選択している人です。個人的にはこういうタイプはクリエイターというよりはマーケターという側面が強いような印象。

スポーツでも仕事でもなんでもそうですが、上達するためにはうまい人の真似をするのが1番の近道だし、一番効率が良い方法です。

だから世の中的には、まず初心者は上級者のモノマネをすべしみたいな風潮もあります。

それは間違いなく正しいことだし、実際僕はダンスをやっているのですが、振り返ってみるとうまい人の動画を見て真似するのが上達するには一番良いなと思ってます。

ただし、このモノマネ戦法はある程度感覚が掴めてきたら、自分の中の個性をどんどん織り交ぜていかないと劣化版のコピーコンテンツで終わってしまうんですよね。

器用でモノマネが上手な人はうまく真似しすぎて市場から反感を買ったりもするかもしれません。結局のところ真似するなら、そのまんまパクるんじゃなくてある程度抽象化してから自分に落とし込まないといけない気がします。

ところでこの個人の時代と言われるようになってから、恐らくクリエイターの数はどんどん増えています

この辺に関して信用できそうな統計がないのであくまで肌感ですが、人口は減っているとは言えコンテンツを配信するためのプラットフォームはどんどん増えてるし、そもそもインターネットの利用人口が増加しているので間違いないかと。

そして個人での発信が増えた結果、僕は最近とても不満に感じることがあります。

ネットがめちゃくちゃつまらないものになっとるがな!(特にGoogle検索)

例を出すとちょっと調べ物があってブラウザを開いて検索してみると、Googleの1ページ目にはどれを見ても得られるものが大して変わらないようなコンテンツがズラッと並び、YouTubeでは誰かが既にやっているような手垢のついた企画のマイナーチェンジ版みたいなコンテンツがレコメンドがどんどんレコメンドされてきます。

これにまつわる話で最近こんな体験がありました。

僕はもともと香水とかお香とかいい匂いがする系のものが好きなのですが、しばらくリゾートバイトをしていたので香水なんて使わなかった(というかレストランでの接客だったので香水NGだった)のでしばらく切らしていました。

しかし、今はもう普通のサラリーマンだし、そろそろ嗜みとして香水を買おう!と思ったのです。

最近は渋いジェントルマンになりたい欲求がすごいので、大人っぽい香りの香水が欲しいと思って「香水 メンズ 大人」で検索してみました。

そしてはじき出された検索結果を見てみると、「〇〇におすすめ!△△な香水20選!」的なタイトルの同じようなコンテンツで1ページ目が埋め尽くされている…

言いたいことはすごくありますが、、、

…まず渾身の3選くらいにしてくれー!!

10選とかならまだ許せるけど、30選とか50選とかもうクリックする気すら起きないから!ていうかそれ他の似たようなコンテンツにSEOで勝ちたいから文字数を増やすために商品数増やしただけの記事でしょ!

さらに網羅性を重視しすぎて、どの記事が自分にとってぴったりなのか全然わからない!いろんなシチュエーションありすぎ!もっと俺の人生シンプルだわ!

そして何よりも、どの記事を読んでも紹介されている商品のラインナップはほぼ同じ!

もちろん全く同じではないけど、そんなに変わらん!お歳暮の中身くらい開ける前から予想つく!

結局どの記事を見ても紹介されている記事は似たり寄ったりなので比較する意味がちょっとしかないのです。多分記事を書いているライターもいい記事を書きたいというプライドを持っているので、自分の信念に基づいてちょっとだけ個人的なおすすめ商品を食い込ませたりしているのでしょう。

ちなみに僕は企業が運用しているメディアで記事作成をするという副業をしていた経験があるので、なぜこういう記事が量産されているのかはだいたい想像がつきます。

まず企業は運用するメディアの多くはどこもクラウドワークスみたいなサービスを使って大量のライターを確保して、毎日大量のコンテンツを公開しています。

集められたライターは企業から指定されたキーワードを元に記事を作成します。

しかしここでの記事作成の方法に問題があります。

それは他のサイトから情報を集めてきた情報を、さも自分が使ったような文章で書き、それにプラスアルファで少しだけ情報を付け足したり、商品のラインナップを変えてみたりして記事を作っていくことが多いということ。

そりゃそうですよね。記事ごとにその内容を熟知している人を雇って記事を書いてもらおうものなら、コストもスピードも感も全く見合わなくなりますから。

さらにこの方法は検索上位にきている記事の内容やテクニックを利用するので、SEO的にもバッチリ!

するとあっという間に上位には「〇〇におすすめ!△△な香水20選!」みたいな類似コンテンツが山のように出来上がるという仕組みです。

まぁ、でもこれはある意味当然の流れというか、食べるラー油が流行った時は各メーカーから食べるラー油みたいな商品が出たし、キャンディクラッシュが流行った時もいろんなキャンディクラッシュみたいなゲームが出まわりましたからね。

きっとこれは逆らいようのない人間社会、というか資本主義社会の法則なんでしょう。

でも記事作成の裏側を知ってしまった側からすると、本当に参考にしたいのはそんなよくわかっていない人が他の記事を読んだだけでわかっている風に書いた記事じゃなくて、マジで香水が好きで実際に使ってこれはよかったけど、これはダメだった!みたいな個人の生の意見がゴリゴリと書かれているサイトなんです!

もちろん実際に試したものだけを記事にするとなると、書く人のリソースの限界があるので網羅性は落ちるんですが、それでもよくない!?

もしその記事を信用して買って使ってみた後に、想像していたものと違っていたとしても、こっちは納得して買っているので文句は出ません。

むしろその個性的な感覚と良質な記事をありがとうくらいの気持ち。

ということではやくGoogleさんには一刻も早く無個性記事排除アップデートと称して、似たような記事は一気に吹き飛ばして、個性があふれていてかつ信ぴょう性の高いものを評価してくれるアルゴリズムに変更してくれることを切に願う。

エンジニアの立場からすると、そんな抽象的なアルゴリズムを作るってなったら、無理難題過ぎてもみあげからハゲそうだけど。

そんな訳で僕は今のコンテンツのあり方にはすごく問題があると思うので、コンテンツを作る時は、他の人が上級者の理想的なフレームワークにしたがってコンテンツを作っていたとしても、自分の個性を失わないように意識しています。

例えば商品レビューは絶対に自分が使ったことあるものしか言及しないし、自分の体験を自分の言葉で発するというのは絶対条件にするという信条にしたがうみたいな本当に簡単なことですが。

おかげさまでSEOには全然好かれないのでアクセスが伸び悩む日々なのですが、最近この本を読んですごく勇気付けられました。

スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション
著:カーマイン・ガロ 訳:井口耕二 出版:日経BP社

はっきり言って、コンテンツを作って配信をしていくに当たって、自分の個性を貫いていくことってめちゃくちゃ怖いんですね。それはそれは尋常じゃない勇気が必要。

例えばブログでも自分の個性を出して書いたところで評価されなかったり、あろうことか叩かれて炎上しようものなら、すぐにパソコンのディスプレイに拳をぶつけて枕を濡らしたくなることでしょう。

しかも、そんなことをしても成功するという保証は全くないので、成功したいと強く思っている人ほど勇気がいります。

でもせっかく個人の時代と言われているのに、自分の個性を押し殺して市場が求めているものばかりを作ってしまったら、それこそ本末転倒なのでは!?

そんなことしたら資本力を武器に大量の生産力を兼ね備えたメディアと戦う羽目になるのでは!?

そんなコンテンツがこれからも生まれ続けたらインターネットがもっと面白くなくなるのでは!?

ということで、最近自分の個性が出るコンテンツを作ろうと緩めのペースではありますが、コンテンツ作成を続けていました。

しかし!特にアクセスが増える訳でもなかったので、このまま続けて意味あるんだろうかと漠然とした不安も感じていました。

そんな時にちょうどこの「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」を読んでとても勇気付けられたので、是非ともいろんな人にその考え方に触れてもらえたら嬉しいと思ってこの記事を書いています。

ぜひとも、自分の個性が溢れるコンテンツを作りたいけど勇気が出ないとか、似たようなコンテンツが溢れてつまらないから少しずつでも変えていきたいなんて思っている人は参考にしてみてください。

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一般的な枠組みで考えるのではなく、自分のビジョンを追求する

一時は倒産の文字がチラつくほど経営状況の悪化していたアップルを、数々のイノベーションで救ったスティーブ・ジョブズ。

世界中のアントレプレナーに崇められているイノベーション界のカリスマです。

彼はマッキントッシュの発明でコンピューターを一般人に普及し、iPodで音楽の持ち運びをより手軽にし、iTunesで音楽の購買システムに革命を起こし、iPhoneやiPadで僕らの生活スタイルをガラッと変えました。

ではなぜそんなにたくさんのイノベーションを起こすことができたのか?

それはカスタマーの声ではなく、自分の信念に耳を傾けたからです。

マーケティングの有名な話ですが、顧客は形になるまで自分の欲しいものを理解していないと言われています。

ヘンリーフォードの「もし顧客の声に耳を傾けていたら、彼らはもっと速い馬が欲しいと言っていただろう」というのは社会人なら聞いたことがある人も多いですよね

スティーブ・ジョブズも同様で、彼は顧客の声を聞いたわけではなく、「本当に自分が欲しいと思うもの」を追求して、数々の革命を起こしてきたのです。

iPodにしろ、iPhoneにしろ、元々はMP3プレイヤーやスマートフォンとしてすでに世の中にあるものでした。

そんな元々この世にあるものをどうすればもっと自分が使いたくなるだろうかという点を追求して商品化したことで社会を変えることができました。

しかし、じつはこの行動ってすごく勇気がいります。ましてや利益を出さないといけないというしがらみがある企業ならなおさらのことでしょう。

しかし、ジョブズは利益よりも自分のビジョンを追求して、世界を変えるということを夢見て、それを実現し、結果世界を変え、アップルを世界でも有数の大企業に育て上げたわけです。

普通の企業の場合はそんなリスクを恐れるので、そんな勇気ある行動をせずに、顧客の意見を拾い上げて、市場はこんなものを求めているから、こんな商品を作れば売り上げが見込めるというような計算の元商品開発を行います。

その結果、企業としては成り立つんだけど、イノベーションは起きず、想像の範疇の範囲内でしかないありふれた商品がお店に並びます。

もちろん企業となると、雇用している人間の生活もあるし、そもそも意思決定の段階で多くの人間を介することになるのでこんな大胆な行動は尖った企業風土がないと実現できそうにない気がします。

でも、それって個人でコンテンツを配信している側からしたらどうなんでしょうか?

僕は個人で情報を発信するなら、手堅い企業的であるよりもスティーブ・ジョブズ的であった方がいいと思うんですよね。

周りが欲しいだろうな〜と思っているものではなくて、自分だったらこんなコンテンツがあったら見たい・聞きたい・触りたい!と思えるようなコンテンツを作りたいというビジョン。

特に本業ではなく副業でコンテンツ作りをやっている人は。

だって本業の収入があれば、極論どれだけ失敗しても自分の生活が脅かされるようなことにならなくないですか?

発信内容が過激過ぎて暗殺者を雇われたり、街に一歩出ただけでタコ殴りにされる可能性があるとかでなければですが。

少しでも多くの人が自分のビジョンい基づいて個性を生かしてコンテンツを作成・配信していけば、ネットの世界はもっと面白くなると思うんですよね。

ブログに限らず、絵描きでも動画クリエイターでもポッドキャスト番組でも全部同じなんじゃないでしょうか。

そしてそれを実現するためには、自分のビジョンを貫き通す勇気が必要です。

今回読んだ「スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション」は、そんなクリエイターに必要な強い勇気を持っていない自分を奮い立たせてくれる素晴らしい内容でした。

はっきりいって個性を貫くことは勇気がいるし、成功するわけでもないけど、失敗すると決まったわけでもないですからね

ただどうなるかがわからないだけ。

よくブログでは、人の役に立つ記事を書かないとダメだとか、日記なんか書いてもそれを読みたい人はいないなんて言われたりしています。

しかし、こうやって役に立つ系の記事が乱立している今、逆にもっとプライベートなものを見たいという欲求が必ず出てくる気がします。というか僕の中ではすでに芽生えています。

だから、個人でコンテンツを作成する人は、ぜひそのことを頭の片隅に置いてみて欲しいなと思うのです。

GWで死ぬほど考える時間があったので、色々考えてみたのですが、少なくとも自分だけは周りに何を言われようと自分の個性を隠そうとせずに、自分だったらこんなブログを読みたいというようなビジョンに基づいて行動をしこうと決断できました。

もしこの記事を読んだ人で、コンテンツ作りやっていながらも、このままでいいのかわからないとか、もっと面白いものを作るにはどうすればいいのかんだろう等のぼんやりとした感情を持っている人は、その行動を貫くには勇気が必要だということを知っていただけると嬉しいです。

その先に待っているのが成功か失敗かは誰にもわかりませんが、自分が楽めるようになると思います。

そして個人の時代に個性を発揮することを恐れないコンテンツを発信する勇気が少しでも沸いてくれたならもう、嬉しくて嬉しくて、、、嬉しいです。

こうやって偉そうにクリエイター論みたいなこと語って起きながら、僕のこのブログは弱小アクセスだし、ポッドキャストも始めたばかりで知り合いしか聞いてないので、大したことねー奴が語ってんじゃねーよって聞こえてきそうですね。

というかすでに自分の心の中から聞こえてきてるくらいですからね。心の中の天使と悪魔が大げんかしてます 。

でも一旦目をつぶって耳を塞いで、恥ずかしさとか考えるのはやめにしようと思います。

いつか自分の個性が誰かの心に突き刺ささって、ギリギリ市場から淘汰されないことを祈って自分が楽しいと思うことをやっていきたいと思います!

あ、ちなみに今回紹介した本には、クリエイターとはどうあれみたいなクリエイター論的な内容は書いておらず、今までジョブズがどんな考えを持ってイノベーションを起こしたかとか、プレゼンテーションのポイントはどんなところにあるか見たいな内容です。

そしてそれを勝手に僕が自分の行動に照らし合わせて解釈し、今回の記事を書いただけなので、「読んだけどクリエイター云々の話ねーじゃねーか!」みたいなことにならないようにお気をつけくださいまし!

以上、人生最大のゴールデンウィークの影響で、人生最大の五月病に襲われているいっとくでした!

さいなら!

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