どうも、こんにちは。いっとくです。
ちょっと前まで現場でエンジニアをし、今はプログラミング教育やってます。
さてさて世間は新型コロナウイルスの影響で大変なことになっておりますね。
かくいう私もリモートワークになりまして、ここ数週間家に引きこもっているのですが、最初の1週間位はまぁ良かったのですが、今はもう出社したくてたまらん。
ちょっとそろそろ時間を持て余してきましたね。
同じ用に家で暇している人がたくさんいると思うんです。
すると、中にはこれを機にプログラミングをやってみようかなと思ってる人もいると思うんですよね。
すると、さらにその中にはエンジニアになっちゃおうかなと思ってる人もいるんですよね。
そこで今回はプログラミングを何もやったことがないけど、これからエンジニアを目指していきたいという人に向けて、最高にオススメの入門書を紹介していくっていうのをやっていこうと思います!
今まで教材探しとして、何冊もの参考書に目を通してきたので、それなりに厳選はできていると思います。
ちなみに僕はPHPエンジニアだし、最初やるのはPHPが良いと思ってるので、PHPエンジニアになるための記事になります。
なぜ本か?
はい。というわけで、本を紹介する前になぜ本使うの?という部分から解説していこうと思います。
だって世の中にはプログラムに関する情報が無料でゴロゴロ転がっています。
知りたい情報は調べれば出てくるし、プログラミングを学べるサイトも豊富に豊富にありますね。
でも、やっぱり僕は参考書を使うのが良いと思ってます。
理由は2つ。
1. 学習サイトはエンジニアになるためのレッスンとして不十分
僕はエンジニアになるために、リゾートバイトを1年やってお金を貯めた後、IT留学ってやつで3ヶ月みっちりプログラミングを学びました。
リゾートバイト期間中にはProgateの有料会員となり、スキマ時間に結構やったものです。
僕がプログラミングを学習し始めた時の学習サイトといえば、Progateとドットインストールが2大巨頭でしたからね。
結構しっかりやったつもりだったのですが、結局何も身についておらず、1年ほどやったProgateでやったことは、IT留学の3ヶ月の間で学んだことの足元にも及ばなかったと思ってます。
その原因は結局、自分で何かしらのアプリケーションを作らないと、実用的なスキルというのは何も身につかないからです。
プログラミングに興味を持って、学習サイトを使ってみるのは、入り口としてはすごく良いんですけど、現実的に考えて学習サイトだけでエンジニアになるためのスキルを身につけるのは現実味薄いです。
しかし参考書であれば、サンプルアプリを作りながら学ぶものが多いので、その点でいうと学習サイトでやるよりマシです。
まぁ最終的に自分でオリジナルのWebアプリケーションを作る必要はあると思いますが。
とりあえず、内容の濃さを考えても、学習サイトより参考書見ながら何か作るのが結局力になります。
2.調べて出てくる情報だけだと知識に穴が開く
今、ネットには初心者向けのやさしい記事なども溢れており、ほとんどのことは調べれば情報が見つかります。
プログラミングについて知りたいことを調べて学ぶことが可能な時代なのです。
しかし、これもあんまりおすすめしません。
まずプログラミングをやったことがない人は、何をすればいいのかわからないという状態にあります。そしてそこから脱するまでには結構な時間がかかるでしょう。
また、仮にそれで進められたとしても、結局虫食いの知識がつくと思います。
だって、都度調べてるだけだと抜けがでてきます。知ってることしか調べられないので。
しかし参考書であれば、適切な書籍さえ選んでしまえば、何をすればよいかとかも気にする必要はありませんし、物事が順序立てて書かれているので体系的な知識を習得することができるわけです。
そんな理由から僕は書籍での勉強をおすすめしています。
今、世間的にはエンジニアが足りていないという言われています。
しかし、何もプログラミング経験がない人をボンボン雇って育てているという状況でもありません。
結局は多少使えるやつにならないとダメなんです。
参考書は多少お金はかかりますが、学習サイトよりも情報量は圧倒的に多いし、プログラミングスクールより圧倒的に低コストです。
そしてうまく使えば、その多少使える奴とやらになれる方法だと思っています。
もちろんお金ある人はプログラミングスクール行くと良いと思います。
スクールでは基礎を学んだ後にオリジナルアプリを作ることになるので、最低限できる能力が付くと思います。
技術としてかなり下火になっているRubyをやるスクールが多いのはちょっと気になるところですが、、、
学習のステップ
あと、参考書紹介する前に学習のステップも共有します!
以下のような感じで踏んでいくとリスク低めだと思います。
- 無料でできる学習サイトでプログラミングが自分に合いそうかどうか確かめる
- 書籍でHTML・CSSを勉強する
- 書籍でJavaScriptに触ってみる(これは飛ばしても良い)
- 書籍でPHPを学ぶ
- 書籍でLaravelを学ぶ
- 学んだ知識でオリジナルのWebアプリを作ってみる
- 作ったアプリをGit hubに上げる
- それを引っさげて就活する
それぞれの理由も軽く見ていきましょう。
1.無料でできる学習サイトでプログラミングが自分に合いそうかどうか確かめる
まずこれ大事です。
プログラミングという作業が楽しめるタイプと楽しめないタイプがいます。
まぁ最初ちょっとやったくらいで完全に判断できるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分で書いたものが動いたときに感動や快感を感じられる人はハマると思ってます!
オススメは、定番ですがProgateとドットインストール!
ただしこのサイトだけでエンジニアになるのは困難です。
2.書籍でHTML・CSSを勉強する
HTMLとCSSはプログラミングを勉強するならまず勉強したほうが良いと思います。
エンジニアになるならだいたい使います。
サーバーサイドをメインで触るエンジニアでも最低限は沢れるようにしておいたほうが得だと思います。
3.書籍でJavaScriptに触ってみる(これは飛ばしても良い)
これは必須ではありませんが、知っていると良いという感じです。
とにかく奥が深すぎる言語なので、この時点ではサラッと知っておくだけでOKだと思います。
4.書籍でPHPを学ぶ
PHPは未経験の人が触るにはとっても良い言語だと思います。
まず情報量が豊富だし、制約が少ない言語なので、変なところで頭を悩ますことが減ると思います。
5.書籍でLaravelを学ぶ
現場でプログラミングを行う際、ほとんどの場合フレームワークと呼ばれるものを使います。
フレームワークを使うことによって、Webアプリケーションをスピーディにしっかりとしたものを作ることができるようになります。
そしてLaravelというのはPHPで今一番人気のフレームワークです!
PHPやるならこれやっとけば間違いない。
6.学んだ知識でオリジナルのWebアプリを作ってみる
ここは最重要ポイント!
参考書で勉強しようがネットで勉強しようがスクールで勉強しようが、これは絶対必要です。
なぜならどうしても勉強って結局書き方までしかわからないんです。
エンジニアに求められているのは、プログラミング言語が書けることではなく開発できるかという部分なのです。この能力をつけないと全く意味ないし、プログラミングの一番楽しい部分はここだとも思います(最初はしんどいけど)
7.作ったアプリをGit Hubに上げる
エンジニアにとって必須の技術。それがGit。
詳しくはここでは解説しませんが、これを使えるようになることも大事だし、自分で作ったオリジナルアプリを見せるためにも活用できたりします。
8.それを引っさげて就活する
Git Hubに上げた自分のオリジナルアプリを使って就活しましょう。
フリーランスになるのもいいとは思うのですが、よほどの才能と人脈がない限りは1年位企業で働いて効率よく仕事を遂行する能力をつけないと厳しいことになると思います。
というわけで、本を紹介するのにずいぶん長くかかってしまいましたが、早速紹介していきます!
HTML・CSSを勉強するのにオススメの参考書
はい、まずはプログラミングを始めた方が最初に通る道。
フロントエンドエンジニアになるなら極める必要がありますが、バックエンドのエンジニアも知っておいたほうがいい内容です。
数ある参考書の中から私が選んだのはこちらです!!
Webクリエイターボックスという有名サイト運用しているManaさんによる渾身の参考書です。
初心者にバッチリな読みやすい内容とわかりやすい解説。
そして、時代に取り残されないモダンな内容。
レスポンシブデザインも学べるし、フレックスボックスも学べるし、グリッドデザインも学べます。
完璧だと思いました。
他にも内容良い参考書は何冊かあったのですが、これが一番わかりやすい言葉を選んで解説されてるな〜と感じたためこれをチョイス!
ちなみにサンプルで制作するサイトもオシャレなデザインなので、ちょっと手を加えてポートフォリを作っても良いかも知れません。
JavaScriptを学ぶのにオススメの参考書
サイトに動きをつけたり、リッチな機能を実装するのに必要なJavaScript。
これが触れるようになると、プログラミングしてるな〜という気持ちになってきます。
まずJavaScriptですがこれはエンジニアにとって結構重要な技術です。
将来性もあります。
しかし、JavaScriptは本気で学ぼうとするとどこまでも奥が深い技術です。
今の段階で知るべきはあくまでも基本的な部分だけでOKだし、何なら避けて通れる道でもあります。
そんなわけで、今回は超入門のやつのみ紹介します。
英単語があふれるプログラミングに日本語でふりがなをつけることによって、一気にとっつきやすくなっているという革命的な方法で書かれた入門書です。
超入門の内容なので、これができるようになったから書けるようになるかというとちょっと微妙ではあるのですが、個人的には丁度いいくらいの内容かなと思います。
強いて言えばjQueryというJavaScriptのライブラリの使い方がないのが痛いかも知れない。まぁこれはネット上にある学習サイトで十分です。
jQueryはもうオワコンとは言われていますが、実際の現場では普通に出くわすので知っておいたほうが良いと思います。
PHPを学習するのにオススメの参考書
さて、ここからはサーバーサイドの言語であるPHPです。
PHPは案件数も多く、学習コストも低いことから、未経験者が学習するには丁度いい言語だと思います。
個人的にはベストだとも思う。
サーバーサイドはいろいろな言語があって、どれを学習するべきか悩むと思うのですが、何か一つの言語を極めてしまえば他の言語を学習するのはそこまで難しくないので、いったんPHP極めたほうが良いと思います。
日本のプログラミングスクールはRubyをやらせるところが多いですが、かなり下火の言語なので、PHPのほうがいいんじゃねって思ってます。
そんなPHPを学ぶのにオススメなのがこちら!
やや古めの本なのですが、とにかく文章がとっつきやすい!
プログラミングの参考書はたくさんの種類があるのですが、とにかく表現が難しすぎて投げ出したくなるようなものがたくさんあります。
その中でも入門に適切な表現!最高!
そして、内容も最低限必要なPHPの知識、データベースの知識もあります。
かなりバランスの良い内容になっているので、入門書には最適だと思います。
Laravelを学習するのにオススメの参考書
PHPのフレームワークで今一番人気なのがLaravelです!
人気ということは実際の現場で触る機会も多いので、やっておくと良いと思います。
フレームワークを使うことで、アプリケーション作成に必要な機能を簡単に実装できちゃうし、チーム開発もはかどります。
そしてLaravelの入門としてオススメの書籍がこちら
Laravel入門書の決定版です。というかこれ以外にまともな入門書がない気がします。
少々PHPの時と比べて、内容が難しくなっていますが、ここは理解するというよりは使い方を覚えるという気持ちでやっていくと良いかと思います。
ちなみにこれの続編で実践開発編もありますが、そっちはやる必要ありません。
そして自分のオリジナルWebアプリケーションつくるのです。
さて、オススメの参考書を厳選して紹介しました。
しかし、これらを全部やっただけではまだ足りません。
ここから学んだ知識を活用して、オリジナルのWebアプリケーションを作っていきましょう!
恐らく上記の本をやったのであれば、都度わからない部分だけ調べれながらにはなっても動くものを作ることができると思います。
作る際には設計をする必要があるので、作りたいサービスのイメージが湧いたら、
- ワイヤーフレーム
- 画面遷移図
- ER図
だけは、調べて書いてみたほうが良いとは思います。
結局教科書から学べることよりも、実際に作ってみることによって得るものの量のほうが多いんですよね。
そして、出来上がったものをポートフォリオとして引っさげて就活をするという流れが王道だと思います。(フリーランスになるにしろポートフォリオがないと営業が難しいでしょう)
個人的にエンジニアという職業はとても楽しいです。
プログラミングが動くことも楽しいし、自分の成長を感じることも楽しいし、好きなサービスを自分マターで作れることも最高です。
無料でいろんな情報にアクセスできる時代ですが、やっぱり個人的には書籍での勉強は体系的にもれなく知識を得られるのでおすすめです。
プログラミングスクール行くお金はないけど、ネットで完結もできないという人にとっては特にオススメ!
かなりたくさんの参考書を見比べた上で、これらの参考書をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください!
以上、いっとくでした!
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