Linuxコマンドができてこそ漢!|新しいLinuxの教科書

新しいLinuxの教科書 表紙Linux

どうも、いっとくです。

エンジニアになる前、エンジニアといえばずっと黒い画面に文字を打ちまくっているイメージでした。

いわゆるターミナルを使いまくる人っていうイメージ。

確かに毎日ターミナルに何かしらを打ち込んでエンジニアやってるぜっていう気分に浸ってはいるのですが、実は全然使いこなせていないことに気づいてしまったのです。
こんなんじゃダメだ…!黒い画面を使いこなしたい…!ターミナルを使いこなしてこそ真の漢!
もちろんファイル作ったりいじったりSSH接続してサーバーの設定したりなどの基本的なことは特に困ることなく出来ます。
なのでこの本を読むまで使いこなせていないとも思っていなかったのですが、とにかく新しく知ることが多すぎましたわ。

新しいLinuxの教科書 表紙
新しいLinuxの教科書
著:三宅 英明、大角 祐介 出版:SBクリエイティブ

帯に「コマンドラインを極めろ!!」って書いているのですが、本当にそれな。多分これを極めたら業務効率が遥かに良くなるんだろうなと痛感いたしました…

恐らくこれ初心者向けの本だと思うのですが、今まで何も考えずにターミナルいじっていましたという方であれば、確実に大量の学びがあります

Linuxコマンドはあまりにも種類が多すぎて覚えるのは無理だと思うのですが、それでもある程度何が出来るかとか、どういう仕組みで動いているかくらいは知っておかないと、いざという時に解決できる課題の幅とか解決策の質も変わってくるし、応用することも出来ないと思います。

そして本書はその第一歩としてすごくよかったので紹介していこうと思います!

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新しいLinuxの教科書は1年目のうちに読むべし

シェルの操作って人に見せたり人のを見たりすることがほとんどないので、知らないことはマジで一生知らないままで終わってしまう可能性があると思います。だから人によってよく使うコマンドと使わなわないコマンドの偏りがすごいことになっていると思うんですよ。
なのでこういった本でよく使うコマンドや便利なオプション、効率を上げるための設定方法などの知識を知ることが出来るっていうのは非常に良いことですね。

今、僕はエンジニア3年目ですが、1年目に読んでおけばよかったと後悔しています。これを早く読んでいれば、余計な苦労しなくて済んだだろうし諸々の作業効率も上がっていたんだろうと思います。

このジャンルの本は既に色々な本が出版されておりますが、中身を読んだことはなかったので比較はできないのですが、読んでて良いなと思った点を紹介していこうと思います!

まずボリュームがすごい。
Kindleで読んでいたので物理的な厚みは感じていないのですが、ページ数にして400超えているので、それなりのボリューム感でした。
結構いいペースで進んでる気がしていたのに全然進捗のパーセンテージが進みませんでした。

そして徹底的にハンズオンになっていてすごい。

その内容は全てハンズオンで試せる形となっています。最初にVirtualBoxで環境を構築したら後は基本的に説明+実際にコマンドを使用するという形式になっているので、かなり記憶に残ります。おかげでコマンドを打つときの速度めちゃくちゃ遅かったのですが、よく使うコマンド入力が早くなりました。ラッキー!

幅広く、適度に深い内容を学べてすごい。

この本は初めてLinuxコマンドを学び始めるぞーという初心者向けの内容になっているので、知っていることも多いのですが、知っているコマンドの知らないオプションを知ることが出来たり、そのコマンドを理解するのに必要な知識を知ることが出来ます。

ちなみに全部で20のチャプターがあり、内容を大まかに分けると、Linux、シェル、よく使うコマンド系、Vim、シェルスクリプト、git、パッケージあたりを学ぶことができます。

どのジャンルもそれだけの本が存在するくらいの内容なので、もっと深堀りしたいものは別の書籍を使って深堀りしていくのが良いと思います。

ただ範囲が広いからと言って知っていることばっかり大量に書いてあるというわけではなく、適度に深堀りはされていて、使ったことあるコマンドや操作でも、より便利な使い方やなぜそういう挙動なのかという解説があったおかげで、より知識が深まりました。

とりあえず思ったのは、色々シェルのカスタマイズしたくなったし、Vimも使ってみたくなったし、シェルスクリプトで色々自動化してみてぇと思いました。

そんなわけで、Linuxは業務で使う範囲でしか使っていないという人にとってはかなり新しく知れることが多いと思うので、早めに読んでおく事をおすすめします!Linuxはローカルでもリモートでも使うことになると思うので。

以上、いっとくでした!

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