AWSでインフラ構築を学ぶための本|Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂第3版 表紙AWS

どうも、いっとくです。

エンジニアになってからもうずっとAWSやんなきゃな〜って思ったままここまで来てしまったのですが、ついに業務で触る必要が出てきたので勉強し始めました。

ここまで無料アカウントを温存してきた甲斐があるってもんです。

そんなわけでAWSって言ってもいろんなサービスがあって何をするかによって使い方は大きく変わると思うのですが、今回はサーバー構築の部分が必要だったので、AWSに詳しい同僚がおすすめしてたこちらの本を使って学習してみました。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂第3版 表紙
Amazon Web Serveices 基礎からのネットワーク&サーバー構築
著:大澤 文孝、玉川 憲、片山 暁雄、今井 雄太
出版:日経BP

帯にもある通り、インフラ構築の第1歩に最適な本でした。

読後はシンプルなインフラ環境の構築であれば、手順とかを確認しながら作れそうです。

ただ、負荷分散したり監視したり等の応用となると全く歯が立たない状態だと思うので、ここからもう少し深堀りしていかないと実務レベルで使うのは厳しいような手応えでした。

しっかりと改訂が重ねられているおかげで、ややUIのズレはあるものの、問題なく最後まで進めることができます。

更にAWSで行っている操作というのが、インフラ構築においてどんなことをしているのかということまでしっかりと解説されているので、多少ですがネットワークとかインフラ周りの知識もつきます。

ハンズオンででき、しかも全体的なボリュームもちょうどよく、かなりやってて気持ちいい書籍でした。

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この本で学べる内容

この本ではAWS上でインフラやネットワークの環境を構築することが学べます。

具体的に触ることになるAWSのサービスはVPCEC2です。

Route53のコラムもありますが、できることが書いている程度の感じです。

まずはVPCを使ってインフラ環境を構築し、EC2でインスタンスを立てて、そこにWebサーバーとDBサーバーを立てて、公開するところまで学ぶことができます。

特にVPCのところは行った設定がネットワークやインフラ構築においてどんな作業なのかというところを照らし合わせながら進んでいくため、めちゃくちゃわかりやすいです。

またApacheをインストールしたWebサーバーをパブリックサブネットに構築し、MariaDBをインストールしたDBサーバーをプライベートサブネットに構築することになるので、そういったサーバー構築的なところもハンズオンでできます。

この辺はやってる感がめっちゃ出るので特に楽しいですね〜。

プライベートサブネットにDBサーバーを配置して、パブリックサブネットに置いたNATゲートウェイを使うことで一方的な通信をできるようにするとかは、アプリケーション開発だけやっていると持っていない観点のセキュリティ設定なので、すごくためになる。

そんな感じで基本的なサーバー構築の操作は学べるので、まずはインフラ構築できるようになりたい!ってことであればかなり良書だと思います。とにかくわかりやすい。

せっかく基礎は学んだので、1年間の無料期間を活用して今年こそはAWSな1年にしたいですね〜

以上、いっとくでした!

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