寝ても寝てもスッキリしない…。僕です。
子供の時からとにかく朝が弱いんですよね。小学生の時は「寝坊が犯罪ならお前は常習犯だ」と野球チームの監督に言われ、新卒で入社した会社ではいきなり寝坊し、その後も定期的に寝坊してました。もちろん鬼詰めされた。
さらに眠りに関する悩みは日々つきまとっており、油断したらすぐに寝る時間遅くなっていくし、なぜか毎日寝違えるし、寝付くまでに時間かかるし、夜中におしっこしたくなって起きるし、、、
あー、なんだかそう考えると、イライラしてきましたねー。あー、野生のトラをボコボコにするイメトレでもしちゃおっかなー。やっぱやめとこっかなー。
そんなこんなで睡眠の悩みが多すぎるので、こんな本を読みました。

著:前野 博之 出版:講談社
あのジェフ・ベゾスも8時間睡眠だった!というよくある感じの帯。
サブタイトルには「最強の睡眠に変える食習慣」とありますが、本書の特徴として睡眠を良くするための生活習慣や環境を整えるだけではなく、栄養の部分にフォーカスしています。
著者いわく、睡眠を改善する本や、栄養についての本はたくさんあるのですが、それらは密接に関わっているにも関わらず、同時に扱っている本がなかったのでこの内容で出版したそうなのです。
確かに栄養と睡眠は密接に関わっているだろうなぁというのは感覚的に合っている感じがするので納得ですね。
ちなみにこの本を読んで少し自分の行動が変わったので、良い内容だったと思います。
ちょっとオーディブルで読んだことでメモ等ができていないので、強烈に情報として残った部分の切り抜き的な感じで紹介していこうと思います!
睡眠不足だとこんなデメリットがある
睡眠不足のデメリットなんて挙げればきりがないのですが、とりわけ大きなポイントは以下の2つだと思います。
- 生産性が落ちる
- 病気になりやすくなる
ちなみに生産性はどれくらい落ちるかというと、日本全体では睡眠負債が原因の損失が年間15兆円もあるらしい。
正直、損失と睡眠不足を結びつけるというのはあまり簡単ではなさそうなので、信用できる情報なのかどうかはよくわかりませんが、睡眠負債が溜まった状態の認知能力というのはアルコールによる酩酊状態と同程度まで下がるらしいので、小さな損失ではないのはなんとなくわかる。
ちなみに睡眠負債は徹夜や極端に短い睡眠しか取れなかった時はもちろんですが、6時間睡眠を続けても徹夜した状態と同じくらいのパフォーマンスまで下がってしまうらしい。さらにこれのやっかいなところは慣れてしまうとパフォーマンスの低下に気づくことができないというところ。
病気になりやすくなるのも嫌ですね〜。
特に生活習慣病やがんやうつ病など、可能であれば人生の中で一番遠ざけておきたいやつになりやすくなるんですって。それだけでなく、太るわ老けるわで散々です。
以上のことから、個人レベルで見ても、経済的にも肉体的にもダメージを与えてしまうのが睡眠不足というわけです。
タバコと同じで睡眠不足もメリットがなさそうなので、次はその改善方法について紹介していこうと思う。
睡眠不足の解消には深いノンレム睡眠がポイント!
睡眠の質を向上させるためには、入眠後90分後に深いノンレム睡眠を訪れさせることがポイントらしい。
この深いノンレム睡眠では、成長ホルモンが一番分泌され、脳の老廃物を排出してくれるため、これが訪れないと、十分な時間の睡眠を取ったとしても、睡眠の恩恵を享受することができないとのこと。
ということで意地でも深いノンレム睡眠は訪れてきてほしい。
深いノンレム睡眠をするためにすること
細かい理論や、なぜそれが必要なのかは本書に事細かに書かれているので、ここでは全て省略して何をすればよいかを書いていこうと思います!
理由はさておき以下のことをすると睡眠の質が上がるそうです。
- 朝食でタンパク質を取って日光を浴びる
- 入眠90分前に38℃くらいのお湯に30分くらい浸かる
- 就寝90分前からスマホや、PCを触らない
- 14時以降にカフェインを摂取しない
- 長時間の昼寝や、夕方のうたた寝をしない
- 18時までに有酸素運動をする
結構シンプルですが、継続するってなると難しいんですよね。
特に3番と6番。今こうやってブログを書いている時間が夜中ですからね…。
ちなみにこれだけ見ると栄養の話少なくない??って思うかもしれませんが、今回書かなっただけで、細かくどんな栄養素をとればいいかとかに結構なボリュームが割かれています。ちょっと覚えるのは無理だったので、今回の紹介からは省略させてもらいました。
個人的に栄養の部分で面白いな〜と思ったのは、現代人はカロリーは満たされているけど栄養失調の状態になっているというところですね。お腹いっぱいになればいいっていうわけじゃないんですね。
そんなわけで、睡眠の質を向上させることは間違いなくQOLを向上させることにつながるので、ぜひ実践してハイパフォーマンスな人生にしていきたいものですね。
ボリューム的にも軽めなので、読みやすくて良い本でした!
それでは皆様、よきノンレム睡眠を!
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