こんばんは、いっとくでございます。
なんだか新型コロナの感染者数がまたも増えてきましたね。もう情報が溢れまくって何が正しいんだかわかりませんが、とりあえず真実はひとつなので家に引きこもって勉強しまくることを決めました。
ところで去年はこんなにも大騒ぎになると思っていなかった新型コロナ。
これ数十年後に歴史の教科書に載るよね!?僕らは今歴史的な現象を見ている、、、はず!
そんなわけで、コロナがいつ終息するのかとか、これによって経済はどうなるかとか色々気になることは山積みです。
そんな時に本屋でこんな帯の本を見つけたら買うしかあるまいよ。
やっぱりビジネス書といえば大前さんですね。もうファン過ぎて思考停止させて信じ切っています。
思想的リーダーとして、アメリカにはピーター・ドラッカーやトム・ピーターズがおり、アジアには大前研一がいるがヨーロッパにはそれに匹敵する思想家がいないと言わせしめた大物です。
何を隠そう、僕は2年ほど前にフィリピンへIT留学したのですが、そのきっかけも大前さんの本に影響を受けての行動でした(本の内容忘れたけど!)
そんな大前さんが考えるコロナ・ショック後の動きとあらば気になってしょうがない!!読みたい!!読むー!!
って感じで、安定の思考停止買いです!
結論から言うと、内容は面白かったしタメになったけど、コロナあんまり関係なかった!!
どちらかというと、現在世界中でポピュリストがリーダーとなる風潮があり、それによりどんなことが起きているかという世界情勢のお話とこれからの日本の教育についてという感じでした。
テレビつけてもコロナかスキャンダルしかやってないので、あんまりニュース的な情報が入ってきていなかったので、世界情勢の部分はかなりお勉強になりました。
でも、ちゃんとしたニュースを見てる人なら当たり前の内容というちょっと浅いところの話という感じがします。まぁ、ちゃんとしたニュースを入れていない僕みたいな阿呆にとっては短時間で概要がつかめてよかったのですが。
しかし日本に住んでいる身としては日本の内容のほうがやっぱり気になるわけで、とりわけ教育のことについて深堀りした内容になっていたので今回はこちらの内容をピックアップしてみようと思います!
日本の人材は質と量のどちらも不足している
本書では最後の章で日本の最大の問題である人材不足を解消するためにはどうすればよいのかということを述べている。
見出しの通り、グローバルで活躍できる人材が少なく、さらに労働人口が減少している。
量に関しては、今更人工が増えるのは期待できないし、増やす施策がうまく回ったとしても20年は全く効果がないので、外国人の受け入れをするしかない。しかし、この辺は制度も体制も実績も全てが整っておらず、管轄も複数に責任が分散していることからどうもうまくいっていないようである。
そして質の方。こちらもまぁうまくいっていないのだが、その原因は教育にある。
結局今の日本の教育は先進国に追いつくための大量生産をうまく回すのに適した人材を育て上げるような内容になってしまっており、それが原因で今の経済とは相性が悪く、労働生産性が他の先進国と比べて低くなってしまっている。
改善のためには共通の試験をなくしたり、面接の比重を高めたり教員の免許更新をもっと厳格にしたり、できることは色々あるのだが、僕が個人的に「これこれー!!」と思ったのが、「リカレント教育」というもの。
リカレント教育というのは簡単に言うと社会人が大学などの教育機関に戻って学び直すこと。
これは本当に思うんですが、自分が学びたいことって皮肉にも学生生活が終わって社会に出てから見えてくることのほうが多いと思うんですよね。(もしかして僕だけ??)
特に僕は社会人になってたまたまIT系の企業に入って、そこでプログラミングというものに触れる機会があり、これ楽しい!仕事にしたい!と思い、会社をやめて勉強し、エンジニアにジョブチェンジしました。
でも制度としてもっとリカレント教育というのが当たり前かつ、低コストできるのであれば、今から学びなおして楽しく働きたいって人が増えると思うんです。
そして仕事を楽しめる人が増えれば、生産性も上がると思うんです。
そんなわけで、リカレント教育大賛成!
今は僕もプログラムを書く人からプログラムできるように教育する仕事をするようになったので、どうしてもスピード感が出せない教育機関に代わって、プログラミングに特化したリカレント教育ができれば面白いんだろうな〜と思った次第です。
社会人になってからの学び直しはマジで人生を変えるくらい大事なことだと思うので、もっとカジュアルな学び直しができるようになってほしいですね〜
そんなことを考えさせられる1冊でした〜
以上、いっとくでした!
さようなら〜
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