こんにちは。いっとくです!
気づけば僕も26歳です。
ちなみに今はがっつり無職なので、この調子で何か犯罪を犯して捕まると、東京都在住の26歳男性(無職)とニュースで表示されます。
なんか捕まるのにぴったりな肩書きですね。小さい頃テレビで見た犯罪者はこんな肩書きだった気がするよ。
冷静に考えると自分もいい年齢になってきました。もちろん社会人としてはかなり若い部類になるのですが、間違いなく自分が中学生や高校生だったころにテレビで出ていた26歳はもっと大人だったと思います。
じゃあ自分が小さい頃に思い描いていた26歳になれているのか!?ちゃんとした大人になれているのか!?
自分が抱いていたイメージでは大人っていうのは、もっと大人でもっとかっこいいイメージだったと思うんです。
じゃあどうすればかっこいい大人になれるのか…
結論はとてもシンプル!
この本を読もう。
憂鬱でなければ仕事じゃない
(著:藤田 晋、見城 徹 出版:講談社)
痺れる一冊でした。
何かしらで成功するためには色々な苦難があってそれを乗り越え続けなければいけないという苦痛が続くのですという超現実的な本。
こうすれば幸せになれます。こうすれば成功します。こうすればお金持ちになれます。
よくあるよね!こういう本!
そういう内容の本も夢を持ってモチベーションをあげるのにはいいかもしれないけど、この本からは実際に行動して結果を残すために必要な心構えを学ぶことができるでしょう。
買った動機はすごく単純で、サイバーエージェントの藤田さんは有名人だから存在は知っていたのですが、この人の本読んだことないなぁと思い、気軽な気持ちで買いました。全然気軽そうなタイトルではないんですけどね。
実は今自分が所属している筋肉定食というチームがかなり挑戦の時期にありまして、そんなタイミングだからこそめちゃくちゃ響く内容になっていました。
これから何かに挑戦する、もしくは挑戦したいという人はまずこの本を読むことをオススメします。
内容を知らずに買うのは、、、って方もいると思うので、自分の心に深く突き刺さった内容をかいつまんで紹介したいと思います!
これから挑戦する人に刺さる言葉の数々!
まずはじめに著者の情報に触れておきましょう。
ネット広告や様なメディア事業を手がけるアメーバの社長藤田さんが昔からお世話になっていた幻冬社の社長である見城さん。
藤田さんが影響を受けた珠玉の言葉の数々についてそれぞれがコメントをしているスタイルで、それはもう読みやすい!面白いし、かっこいいから!
あと本が結構厚いのですが、文字数はそこまで多くないのでスラスラ読み進められるのも、しばらく本を読んでいなかった僕にはちょうどいいですね。
本全体を通して、仕事に対する心構えが説かれており、なぜマナーが大切かということから始まり、事業を大きくしていくにつれて必ずぶち当たる周りからの逆風の中で自分の信念を貫き通すためのマインドセット、人との付き合い方まで幅広くカバー!
そんな本書から挑戦する人に刺さる極意がこちら!
ギブアンドテイクの極意
人からのお願いはできる限り引き受けるべきである。そしてその頼みごとは難しいものであるほどいい。
正直言って面倒臭いだろう。
しかし、ここで貸しを作りまくっておいて、自分が本当にお願いしたい時が来た時にこちらからお願い事をする。
そうすることで、相手は必死になって実現しようとしてくれようとするものである。
ちなみにここでの見城さんの最後の一言「僕の手がけたさまざまなベストセラーは、このようにして生まれた」の重みがすごい。
かっけぇー!
顰蹙(ひんしゅく)は金を払ってでも買え
藤田さんと見城さんに共通しているのは、業界の異端児であったということでしょう。
それぞれその業界で非常識と言われていたことにチャレンジして大成功を納めています。
挑戦をする時、既存の業界からは必ずと言っていいほど顰蹙を買うことになります。
しかし、それも時間がたてば賞賛に変わっているものである。
もし僕らが何かに挑戦するときは、その業界のトップをうまく真似して市場を掠めとるんじゃなくて、周りから「あいつは何をやってるんだ?」と言われるくらい常識はずれにならないといけないわけです。
そして、そこで道が開けた時に自分たちの土俵ができている…
今から色々と挑戦しようという立場にいる僕にとってこの言葉は心にぶっ刺さりました。
この世あらざるものになれ
いつの時代も興味を引くのはこの世あらざるものである。
それはまだ見たことのないものということ。
テレビで取り上げられるニュースは今まで見たことないニュース、絶対に周りにいないような超絶美人、ありえないほど個性的な経歴を持っている人物。
ただこれは、テレビに限ったことではなく、人類不変の法則でもあるわけです。
常に「この世あらざるものをどう作るかを考える」ということがエンターテイメントビジネスに必要不可欠な要素なのである。
何か人を楽しませるアイディアを作らないといけないときは、これはこの世あらざるものかを常に問いかけようと深く誓いました…!
ヒットは地獄の始まり
ヒットは地獄の始まり…
これはすごくタイムリーなのですが、先日僕が所属しているチームが日本で一番大きなダンスコンテストで入賞したこともあって、今までとは比べ物にならないほどの出演オファーが来るようになりました。
これはある種、僕らの中でヒットを売ったという状況に他ならないと思っています。
確かにやることが増えて大変になりました。さらには飽きられないように次々と新しいものを生み出していかないといけないというプレッシャーもあるわけです。
だからこそ一発屋で終わらないためには相当な覚悟が必要になります。
ヒットを出す人間はみんな同じ悩みを抱えていて、みんな並々ならぬ覚悟をして来たんだろうなぁと認識させられました。
個人的に刺さった名言たち
挑戦とは軸がぶれるので、ちょっとスピンオフ的な形で僕が感銘を受けた名言を紹介していきます!
運がよかったは謙遜でのみ使うべき
「運がよかっただけ」
このセリフは自分で謙遜するとkに使うべきだ。断じて人の評価をする時に使うべきではない。
何よりも痺れたのは、見城さんのこのワードの使い方だ。
圧倒的な努力をして成功した時に、「たまたま運がよかっただけ」と言われることがあるらしい。
そんな時は相手に対して「いや〜ラッキーでした」と言いつつ、心の中でこう思う。
「運と言いたいなら言えばいい。ただ、俺は、あんたの百倍、血の滲むような努力をしているよ。」
…
…
…
か、、、かっこよすぎる…!
相手がかわいそうなほどにシブい!
あまりの良さに、太字にして黄色マーカーを引いた挙句、赤のアンダーラインまで引いてしまいました。
本当に努力した人にのみ使うことが許された至高のフレーズだと思う。こんな大人になりたい!と心から思った瞬間でした。
天気の話をするな
天気の話といえば無難な会話ランキングを作ったと時にTOP3に入るほどの定番の話であろう。
「今日は冷えますね。」「雨が降ってますね」「晴れてよかったですね。」
そんな話をするホテルマンは最低である。
お金を貯めるためにいろんなホテルで住み込みのアルバイトをしていた僕だからこそ余計に響いた言葉です。
天気の話は無難だけど、そんな周知の事実を話すなら黙っている方がマシだというのが本書でのスタンス。
本当に有能なビジネスマンになりたければ、そんな当たり障りのない会話じゃなくて、普段の会話から相手の心に触れるような内容を話す必要がある。
…コミュニケーションってむずいぜ!
行く気がないのに飯に誘うな
行く気がないのに飯に誘う。
結局それは実現されない。そうなるとこれは軽いコミュニケーション以前にただの嘘です。
そうして信頼というのはどんどんすり減っていく。
だから小さな約束でも必ず実現させないといけない。そうして信頼を築いて行こうぜっていう話。
確かによくある会話だよね。今度飲みに行きましょうとかよく言われるし、よく言っちゃってる気がする。
でもこの会話が面倒臭くて、相手が本心で言っているのかそうでないかを見分けないといけなかったりするわけである。
これ、うっかりやっちゃたりするから普通に気をつけようと思いました。
私今度から行く気がない飲みや飯は誘いません!(うっかりしなければ)
もし誘ったら絶対実現します!(頑張れ俺)
体を鍛えろ
結局体を鍛えて体力をつけないと、仕事を耐え抜けないよって話。
僕はブレイクダンスをやっているので、普通のサラリーマンよりは鍛えている方だとは思うのですが、藤田さんも見城さんも週6でジムに通っているらしい。
負けた、、、
週2のダンスじゃ足りないよね!
最近は死ぬほど体を追い込んでから、プロテインを飲まないと不安になる病になっているのですが、もっとストイックに追い込んでいこうと思います。
憂鬱でなければ仕事じゃない
結論をいうと、仕事はどんなに成功しても大変なのである。
だから憂鬱になる。
成功するためには圧倒的努力が必要になり、そこでヒットを生み出したらさらなるヒットを出し続ける無限地獄に突入して、さらに苦しくなる。
憂鬱になるけど、それでこそ仕事だということです。
今は無職だけど、働いている時に確かに憂鬱になることあったよね。一応ちょっとフリーランスみたいな活動もしてるけどそっちも憂鬱すぎてなかなか作業が始まらない時があります。
そんな時は心の中で「あぁ、今憂鬱だなぁ。仕事してるぜ、気持ちいいいいー!」って叫べばいいのかな?
とにかくこの「憂鬱でなければ仕事じゃない」を読んでなんとかして自分を奮い立たせる覚悟をする必要があるという認識を手にすることができました。
これから何かに挑戦する人や、かっこいい大人になりたい人は読んでみるとかなり面白い本だと思います。
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