副業解禁で変わる個人の働き方と雇用形態の勢力図

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今年は大手企業の副業解禁のニュースがあるなぁと思っていたらこんなニュースが。

 

政府が年度内に副業解禁へ:長時間労働不安、社会保険はどうなる?

 

僕は今リゾートバイトというやつで貯金しながら働いています。

そしてこのリゾートバイトという働き方は派遣社員に分類されているのです。

 

僕にとってリゾートバイトで派遣社員として働くことは留学の資金調達のための一時的な働き方なわけですが、結果的に正社員という立場の外側から副業解禁という現象を客観的に見ることができました。

 

そこで副業解禁がスタンダードになった社会での働き方について考えてみました。

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なぜ副業を解禁する会社が増えてきているのか

日本のほとんどの企業は副業を推奨していません。これからは認めるところも増えていきそうだけど、現在は9割以上が推奨していません。

理由はいたってシンプルで、ただでさえめっちゃ働いているのに終業後とか土日も休まずにパワーを割かれてしまっては本業に支障がでるでしょ!というもの。

 

しかし、インターネットが普及して個人でお金を稼ぐということのハードルが下がっていたらり、起業することに対する情報へのアクセスのハードルが下がったことで逆に優秀な人材の流出に繋がってしまうという可能性が出てきました。

 

副業で稼ぐことができる人物=企業にとって優秀な人物になりうるかどうかはケースバイケースだと思いますが、少なくとも自分で稼いでいるということはそれなりの知識やスキルを持っていないと難しいことを考えると的外れではないはず。

 

そこで副業を禁止してしまうとそういう優秀な人材が流れてしまうから、解禁することで留まってもらおうということでしょう。

 

参考までに一般的に副業を解禁する企業は以下のようなメリットを狙っています。

  1. 社員がスキルや知識を学習して、勝手に育っていく
  2. 社員が副業を通じて獲得した人脈を活用できるようになる
  3. 副業で稼げるような優秀な社員を定着させることができる。

確かにどれも効果はありそうですが、逆に副業解禁をしている会社の方が多くなったら、そもそもの働き方が根本から変わって社員の定着とかは微妙になりそうですね。

副業解禁が進行すると社員は会社に縛られなくなり、会社は報酬を見直す

働く側だけの観点からすると副業できるという点はメリットになるでしょう。

興味ある人はやれば良いし、興味ない人はやらなければ良いだけですからね。

 

企業側からしても副業を解禁・奨励している会社は少ないので、福利厚生的に近い見せ方ができ優秀な会社員を集められる可能性がありますね。

副業を解禁する会社の方が多くなると、結局そのメリットは減っていくわけですが。

副業で稼げる人は時短勤務するようになるんじゃないかな

例えば勤めている社員が数年間副業を続けていきます。

すると、中には本業と副業の収入が逆転する人が出てくるでしょう。

むしろ会社が欲しがる優秀な人間というのは、そういう類の人物な気がします。

 

すると、もはや個人としては会社に依存する必要もなくなってきます。

辞めてもいいし、働く時間を短くしてもいい。

そうなれば昔は立場が弱かった派遣という立場が非常に魅力的です。

だって派遣なら時短で働くこともできるから。

 

きっと個人は派遣社員として時短である程度稼いだり、傭兵のようにスポットで短時間勤務をしながら複数の収入源を持っている状態を作ろうとするのではないでしょうか。

例えば、朝から14時くらいまでは会社で働き残りの時間は副業をしたり、時間帯や曜日を分けて色々な企業に自分のスキルを提供したり。

 

もし僕なら、企業勤めの報酬の方が安定するけどあまりたくさんは働きたくないという考えなので、時短の企業勤めである程度の収入基盤を作って副業で足りない部分を補うようにバランスを整えて働くみたいなところに落ち着きたいと考えます。

そうすれば、自分の好きな働き方を取り入れつつも安定して生活できそうなので。

 

多分同じことを考える人はいるでしょうから、もし副業解禁が常識になったら派遣社員として働くことをあえて選択する人が増えると思いました。

実際に自分も今派遣で働いている身なのでよくわかるのですが、確かに時間作れるんですもの。

 

そんな人が増え始めると、企業側としては社員を定着させるためには、収入以外の部分に魅力を持たせる必要がでてきますね。

 

もしかすると、優秀な派遣社員が増えると、正社員を取らない傭兵団みたいな会社も現れるかもしれません。その働き方にあった業務規則を提げて。

副業が常識になるとブラック企業はピンチになる

副業で稼げる人は、企業に勤めて安定的な収入を得るという部分にメリットを感じなくなります。

すると、企業を見る目線が今までよりも福利厚生の部分にスポットが当たるようになるんじゃないでしょうか。

例えば給料は安くても働くことによって独自のスキルを身につけることができたり、必要なコネを作れたり、休みが取りやすいことが最強の魅力になってきます。

 

そうなればブラック企業はあら大変。

ただでさえ企業の中身がインターネットを通して丸見えになったせいで、人が集まりにくくなるのに余計人が避けるようになります。

 

報酬は金銭よりも、働き方に関する部分にシフトしていくのではないでしょうか。

なにはともあれ、ブラック企業にいく人はより減っていきそう(今もなんで人が集まるのかよくわかりませんが)

そうなると個人は早く副業を始めた方がいい

政府まで副業解禁を煽っているんですから、遅かれ早かれ今までよりは副業を解禁する会社は増えてくるでしょう。

 

すると早く副業を始めて収益化している人は働く幅が広がり、より楽になり、反比例して報酬は増えていく。

逆に始めなかった人が苦労するかと言われるとそういうわけでもなく、恐らく今までの生活と大して変わらないんじゃないでしょうか。

 

でも僕はどうしても楽して生きていきたいしお金持ちにもなりたいので、これからもお金を稼ぐことについて考えていこうと思うのでした。

 

肝心なことは、その副業で稼ぐことが結構難しいということです。

だからこそ軽い気持ちでもいいので早く始めて経験値積んどかないとなぁと思う今日この頃。

 

ちなみに僕は今ブログでのアフィリエイトとWebライティングに挑戦しています。

アフィリエイトの方はすこぶるダメですね。多分センスない。笑

Webライティングは自分の作業次第でお金になるので結構美味しいです。

一応別記事でWebライティングについてはまとめてます。

関連記事:実際にWebライティングの仕事をしてみて感じたメリット・デメリット

 

終身雇用と年功序列賃金はもう崩壊していると言われていてもその骨格自体はバリバリ残っているように思えます。

でもこうやって色々な規制や社会の考え方が変わっていくにつれて、いよいよ完全崩壊してしまう日も近いように感じますね。

 

珍しく社会的な日記でした!あくまで個人的な考えですが!

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