こんにちは、いっとくです。
皆さん読書は紙派ですか?電子書籍派ですか?
僕は今年の年始あたりにKindle Paperwhiteを買って以来、圧倒的電子書籍派へと宗派替えをしており、紙でしか売られていないどうしても読みたい本だけは紙で買うという生活になっています。(技術書とかだとあえて紙で買ったりしますが)
というわけで、Kindle Paperwhiteに関しては、まだ買って1年も立っておらず、絶賛減価償却中だぜと言わんばかりに楽しんでいたのですが、そんな中同年10月に新しいKindle Paperwhiteが出てしまいました。
買いました。
買う時に「1週間くらい経ってから後悔しそう」と思ったものです。
いやぁ〜、買ってよかったー!!!!
Kindle Paperwhiteがなぜいいのか?
スマホやタブレットなど、超高性能なコンピュータが色々なサイズ感で発売されている中、このKindleという端末はある意味で超絶尖ったデバイスだと思います。
だってできることは本を読むことくらいなんですから。そんなのスマホやタブレットにKindleのアプリあるんだからいらないじゃんって普通思いますよね。
しかし、このKindleが良い理由は本を読むことしかできないことに尽きると思います。
そしてとにかくその読むという体験を追求しているのです。
画面表示がとにかく紙のような質感
Kindleの特にいいところですが、スマホのディスプレイと違ってEインクというのを使っているため、とにかく質感が紙みたいなんです。
Eインクはわかりやすく言うと、「おえかきせんせい」みたいな仕組みになっています。
文字を表示したい部分だけ黒い粒子が上に来て、それ以外の部分は白い粒子が上に来るようになっているらしい。
フロントライトがついているので、暗くても見えるのですが、フロントライトを消せば自然光がないと見えなくなります。ちなみに僕はフロントライトつけずにちゃんと明るいところで読むというこだわりがあったりします。
そしてこのEインクという仕組みのおかげで文字の見え方の質感がめちゃくちゃ紙の本の質感に近くなります。というかもはや紙ですね。
それ故か目も疲れにくいです。
本を読む以外の雑念が入ってこない禅設計
そしてもう一つのKindleのいいところは本を読む以外の機能を削ぎ落としたところです。
スマホはアプリを触っていると通知が来ますよね?
個人的には読書は結構集中しないと頭に入らないと思っていて、何か別のことを考えながら読んでいると、文字の上を目が滑っていくだけになることがあります。目には入っているけど頭に入っていないというか…。
なのでスマホだと本を読んでいる時に通知が来たらもうおしまいです。
意識はその「今来た通知」という存在に半分以上持っていかれます。そして気づいたらアプリを切り替えて別の楽しみを見つけてしまうことでしょう。
ちなみに僕は1年間のうち360日くらいはおやすみモードにしてスマホの通知を切っているので、基本的に通知で邪魔が入ることはありません。
それでもスマホというのは不思議なもので、サクサクと別のアプリに移動することができてしまうため、通知がなくても気づいたら別のアプリを開いて夢中になっていたりするんですよねぇ…
そこでKindleの出番です。
通知は来ないし、別の機能もない。
本と向かい合うだけという、禅を極めたようなシンプル設計が読書を捗らせてくれます。
そしてKindle Paperwhiteは11世代になってネクストレベルに
ちなみにここまで述べてきた良さというのは、新しいKindle Paperwhiteじゃなくても享受できます。
それどころか別のKindleでも享受できると思います。
ではここからは第11世代のKindle Paperwhiteになって何がよくなったかを解説していこうと思います。
まずはこちらをご覧ください。
大きさが違います。
正直コレは本を読んだ時は大きくなったメリットはそこまで感じなかったのですが、漫画を読む時に結構感覚が変わります。漫画とかだとたまに小さくて見ずらい文字とかあったのですが、それがだいぶ減りました。
そして何より細くなったベゼル!
これが最高です。
ずっと前からベゼル太いなぁ、、、と思いながら使っていたのですが、そのベゼルが細くなったことでスタイリッシュな感じになりました!都会的!
更に充電用の端子がmicro USBからUSB Type-Cに変更!
最近は色々なデバイスがType-Cになっており、Kindleのみがmicro USBだったのですが、ついにその充電ケーブルが統一できるようになったという喜び…!
しかし、個人的に一番気に入っているのは、何よりもその操作性の向上です!
もともとのKindle Paperwhiteはもっさりした動きで、逆にそこが愛らしいみたいなところがあったのですが、その処理の脆弱さ故にスワイプしてもタップと勘違いされて逆側のページに進んじゃったりすることがありました。
それがサクサク動くようになり、誤操作をすることがほとんどなくなったのです!
百聞は一見に如かずということで、こちらの動画をご覧ください。
え?手がクリームパンみたいですねって?そんなことどうでも良いのよ!!
見てくださいこの切り替わる速度の差を。
たぶん処理パワーが上がっているので、これのおかげで誤操作が減ったのがめちゃくちゃ嬉しい…!
あとは漫画なんかは本よりもページ送りのペースが早くなるので漫画の読みやすさが爆上がりしました。
結局漫画ばっかり読みやすくなってんじゃねーかって気もしますが、間違いなく本を読むときのストレスも軽減しました。
あとは、画面の色味を調整できるようになっていたりフロントライトの数が増えていたり、シグネチャーモデルだとワイヤレス充電できるようになっていたりと色々変更点があるのですが、やっぱり何よりも処理速度の向上による操作性アップがめちゃくちゃ大きな変更点だと感じています。
これを使い始めると、もう前のモデルには戻れなくなりますね。
スマホに慣れ始めた時のガラケーみたいな感じです。
ということで、今回のKindle Paperwhiteは以前のKindleより操作性が遥かに向上してよりストレスフリーな読書体験ができるようになっているので、今Kindle Paperwhiteを使っているという人も買い替えて満足できるものだと思いました!
ここまで操作感いいなら最上位モデルのKindle Oasisも早くアップデートしないと売れないんじゃね??Paperwhiteで十分じゃねってなっちゃいそうな勢い。
ちなみにここもマイナーチェンジですが、バックについていたロゴからamazonという文字が消えたのですが、これも地味に良いポイントでした。なぜか電車で立っている時に座っている人から「え、この人amazonのデバイス持ってる!」って思われたくなかったので、少しわかりにくくなりました
まぁ、カバーしろよって話なのですが。背面が油みたいなのでテカっているのは仕様です。(僕の手の)
それでは皆さん、よい読書体験を!さいなら。
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