もっす!いっとくです!
今でこそプログラミングをお仕事にしていますが、もともとは営業マンでした。
営業という仕事は好きでも嫌いでもありませんでしたが、やってよかったなとは思います。
なぜなら情熱的なご指導によりアンサーファーストの話し方ができるようになったから!
話し方というのは結局どの仕事につくにしろコミュニケーションの基礎になるので汎用性高いですからね。便利です。料理における塩くらい便利です。
もしかすると話し方は営業をやっていたおかげでというよりは、バリバリのビジネスマンみたいな先輩が揃っている会社だったからというのが原因かもしれません。
例えば、僕はちょっと気持ち的に報告しにくいことを伝える時に、誤魔化すためにダラダラと回りくどい話をしてしまう癖があったのですが、その時はかなり食い気味で「で、結論は?」って言われたのが今でも昨日のことように思い出せます…(遠い目)。
おかげ様で結論から話してない時に、「あ、俺今結論じゃないこと話してるな。」って気づくようになったし、回りくどい報告をしている人と対面するとすごくイライラするようになりました…ありがとうございます!
なぜ今こんな話をするかと言うと、こんな本を読んだからです。
表紙からわかるようにAmazonの朗読サービスのAudible(オーディブル)を使ったので、読んだというよりは聴いたという感じなのですが、ややこしいので読んだで統一しますね。
まずこの本の感想をざっくりと述べると、確かに大事なことは書いてあるけど、今読んでもちょっと得るものが少なかったかな〜という感じです!
短く話すというのは意外と難しいので、出来てないと感じ出るのであればオススメ
まず本書の内容はタイトルの通りで、話すときは同じ内容が伝わるのであれば短く話したほうが良いよねというもの。
前半部分では短く話すことのメリットや、なぜそれが良いのかという解説、実際に短く話すためにはどうすればよいかというコツなどが展開されています。
そして後半はプレゼンを成功させるためのテクニックとケーススタディという感じです。
仕事での会話は日常会話とは違うので、短く伝えたほうがわかりやすいし、時間も無駄になりませんよね。なので、僕はこの本の内容は全面的に賛成です。
ただ、今まで本をたくさん読んできた人とか、ゴリゴリに営業やっている人とか、しっかり向上心を持って働いてきましたという人の場合、おそらく読んでも新しい発見が少なく、世の中的によく言われているような内容が多いかなとという印象を持ちました。
とか言いながら自分が無意識で良くない話し方してそうで怖いですね…。もしこれを読んでる知り合いの人で、もし僕が良くない話し方をしているのを見かけたら、即座に耳削ぎチョップ食らわせてください。
ただビジネスに置ける会話力の必要性を感じている人には刺さる内容だと思う
ちなみに今はプログラミングを教えるという仕事をしているので、よく理解度チェックのために質問を投げることがあります。
そこで感じたこととしては、質問に対して短く回答するということが出来ない人というのは一定確率でいるということ。
特に自分にとって都合の悪い報告や、わからないけど答えられないと気まずいという状況での回答ほど長くなりがちだと思います。
僕も前職で働き始めたときは出来ていなかったので、何度も何度も指摘されました。軽くトラウマです。笑
なので、まだ社会に出たばかりでビジネスで良しとされる会話がピンときていない新卒の方や、上司に「で、結論は?」とか「質問と回答がずれている」と言われることが多いと感じる場合は、この本を読むと、話し方に良い影響があるかなと思います。
内容がそこまで難しくなくて読みやすいので、すごくおすすめです。内容はもちろん絶対知っておいて損しないことですしね。
きっとこのわかりやすさと、わかりやすさゆえの目新しいことのなさから、Amazonのレビューで絶賛の中にわざわざ読む価値がないという酷評が一部混ざっているということなのでしょう。
ということで自分の話し方が気になっていて改善したい人にはオススメだし、特にそこに苦手意識を感じていないのであれば、もっと別の本を読んだほうが良いかなぁという1冊でした。
以上、いっとくでした!1分で話そうぜ!
おまけ
ちなみに本書とは関係なくAudibleで読んでみた感想ですが、難しくない内容のビジネス書と結構相性が良いな〜と思いました。
興味があればAudibleも最初の1冊無料で使えるので使ってみても面白い体験ができると思います。
Audible(オーディブル)
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