こんにちは。いっとくです。
自分の才能何かな〜、何かな〜?
と思っていました。
で!困った時には本を読めということなので読みました。
自分の才能の見つけ方
(著:本田 健 出版:フォレスト出版)
もうね、そんまんまだよね。
才能の見つけ方しか書いてなさそう!
サブタイトルの「才能は、あなたの感情に隠されている」
もうね、確実に感情に隠されているよね!
タイトルだけで、才能は自分の感情の中から見つけるということがわかりますよね。
そして読んでみた結果、才能は感情の中から見つけることができることがわかりました。
こんな風に書くとじゃあ読まなくていいわ!ってなるかもしれないけど、すごくいい本でした。
僕の中にある、これ才能?みたいな原石がボロボロ見つかりました。
現状、全く磨かれていないので使い物にはならないけど。
というわけでタイトルで全部完結しちゃってるけど、具体的に才能を見つけるためには感情をどうすればいいのってことだと思うので、読んでためになった部分だけ紹介していきまーす!
そもそも才能って何?
才能という言葉を聞くとまずイメージされるのが天才。
例えば野球のイチローだったり、将棋の羽生さんだったり、スティーブ・ジョブズだったり。
何かの世界でプロとなり、最前線で活躍している彼らには間違いなく才能があります。
それも凡人が努力したところでは追いつけないような途方もない才能が。
しかし、この本で書かれている才能は、そういった類のどうしようもないものではありません。
才能とは、それをするとなぜか人を喜ばせることができることであり、他人と比較したときに苦労せず優位に立てるもののこと。
そして誰にでも何かしらの才能はあり、それは心の奥深くに温泉のように埋まってしまっているという。
そしてその埋まっているものを掘り起こすためには感情を揺さぶって心の地盤に亀裂を作る必要があるというわけです。
しかし揺さぶるだけではダメで、感情に敏感にならないといけないのです。
才能を見つけるためには感情に敏感になれ!
自分の才能に気づく方法というのはいくつもある。
例えば、偶然人よりもできることで気づいたり、周りの人が気づいたりなど、人によって様々な気づき方をする。
しかし、才能を見つけるための一番の近道はネガティブな感情がとても大事になってくる。
例えばイライラした時に才能は見つかります。
料理の才能がある人は、他の人の料理の塩加減が気にくわないとイライラする。
勉強の才能がある人は、何回教えてもわからない人を見るとイライラする。
文章の才能がある人は、つまらない文章や汚い文章を見るとイライラする。
このイライラを感じた時は、才能を見つけた時だと思いましょう。
才能がないことに関しては人はイライラしないんです。
だからイライラしたら、その時点で才能みっけ!ラッキー!ということ。
また、叱られた時にも才能を見つけるチャンス。
叱られるということは、少数の人しか持っていない才能を持っている可能性が高い。
叱られたのは、そのあり方にネガティブな感情を持つ人がいるから。
日本は和を重んじて出る杭をバシバシ打ってく社会ですから、確かにこの理屈はあってそうな気がする。
よく寝坊して怒られるんだけど、これは何?疲労回復の才能?
他にも落ち込んだ時、嫉妬した時、怖くなった時などなどいろんな感情をきっかけに才能というものが見つかります。
だって自分で絶対に才能ないと思っていることに対して、そんなにがっかりすることはないでしょ?
自分で気づいているかどうかは別として、心の中で少なからず期待しているということなのです。
そして、その期待は概ねあっているということなんでしょう。直感ってこと。
才能の育て方
じゃあ才能が見つかったところでよかったよかった〜
おしまい〜
とは行かないのがこの世の中の厳しいところ!
育てなければ、ただの自惚れ!
ということで育てる方法についてはすごく共感できた。
要するに仲間を作りなさいということ。
応援してくれる人やメンター、切磋琢磨していくライバルのような仲間。
自分の才能を使って何かをしたいという時に応援して、手助けしてくれる人やアドバイスをくれる人を持つことで才能はどんどん伸びていきます。
そして、そんな仲間を作るための二つの方法。
まずは自分が他人を応援すること。そしてメンターにはお願いをすること。
結局この二つしかないのね〜
僕自身の状況を冷静に分析してみると、応援してくれる人はいるかもしれない。
例えば、急にお店出します!といった時にSNSで拡散してくれる人はいそう。
でもメンター的な人物がいないということに気づく…
ということでメンター急募!
才能を見つけて活かすことが必ずしもいいとは限らない
そんな訳で才能の見つけ方と育て方はなんとなくわかってきたものの、僕はこの本を読んで少し躊躇しているのです。
才能をフルに活用して行きている人は毎日ワクワクしていて楽しい!
しかし、その才能を発見して磨き上げるには大きな苦痛も伴うということ。
これが今の僕の状況と照らし合わせてもしっくりきすぎて怖いんです。
僕は今エンジニアになるためにIT留学をします。
そしてそのために、リゾートバイトでお金貯めてついに来月飛び立つという状況です。
それも元をたどると、自分は営業よりもエンジニアとしての才能の方があるんじゃないかと思ったことがきっかけ。というかそっち方面の方がワクワクした訳です。
別に普通に未経験OKな会社に転職すればよかったのですが、やっぱり今のうちに面白いこと経験しておきたいなぁという軽い気持ちで退職しちゃいましたわ。
そしてリゾートバイトを続けること1年。
お金は微妙にたまりきっていないけど、これ以上リゾートバイト続けたら、なりたくもないホテルマンになっちまう!あと関東で年末を過ごして楽しい忘年会をいっぱいしたい!という理由から、カードローンで借金作って旅立つことを決意しました。
正直に言おう。
…怖いし、不安だよー!泣
一応留学から戻ったら会社に戻ってこないかと言われているけど、それも1年前の話ですからどうなってるかわかったもんじゃないし、戻った後借金払えなかったり、留学中にカードの返済滞って信用に傷ついたりしたらやだなぁ…とか色々と考えることが多い訳です。
そして、エンジニアとして無事に再就職できたとしても、もし自分にその才能がなかったら…?
1年かけて作ったお金で留学しても意味がなかったら…?
…もうなんか怖いことまみれじゃん!
とはいえもう申し込みしてるし、全部進み始めちゃってるからどうしようもないんですけどねー!
ということで才能を見つけるためにはこんな恐怖と戦わないといけない訳で、もっと早くこの本を読んで覚悟しておけばよかったなという話でした。
しかし、才能に気づかないふりをして、会社勤めを続ければ、退屈に思うことは多いけれども、安定はするし悩むことも少ない。安定と自由はトレードオフの関係になりやすい訳だ。(会社勤めがこれからも安定かどうかは若干考える余地はありそうだけど…)
どちらを選択した方がいいかは人によって判断すべきことだとも思う。
でも、もし少しでも悩んでる人はとりあえずこの本を読んで考えるべきだし、アンパンマンのマーチを聞くべきだと思う。何が君の幸せ?
関連記事:アンパンマンのマーチが僕に教えてくれた社会人の心構え
以上、「自分の才能の見つけ方」を読んでためになった部分の紹介でした!
すごく抜粋して書いたんで、興味ある人は才能のいろんな側面とか才能が発達するステップとか自分がどういうタイプかとかいろんなことに触れてるんで、本の方を読るといいでしょう。
おしまい!
コメント
応援してます!