久しぶりの辛口感想|「人を動かす人」になるために知っておくべきこと

ビジネス書

こんにちは。いっとくです!

 

人を動かすってすごい大事ですよね。

特にホテルで働き始めてから強く感じているのですが、サービス業で社員やっている人なんかはこの力が物をいうだろうなぁとつくづく感じます。

 

というのもデカイ会場の準備とか片付けって一人じゃ無理だから!

一人で引っ越しするのが大変なのと同じくらい無理で、どれだけ頑張っても一向に作業が進みませんし、一人で持てないものは持てません。

逆に数の暴力で攻めるとすぐ終わる。あれ残業は?僕の残業代どこいったの??

しかし数を使うとどうしてもリソースが最適な状態で稼働させるのが難しいんですよね。誰かサボったり、誰かが頑張りすぎたり。

ちなみに僕は隙あらば手を抜きます。

 

そんなわけでここ最近は人を動かす力にすご〜く興味があったのでこんな本を読んでみました。

世界一のメンターの「集中講義」「人を動かす人」になるために知っておくべきこと
(著:ジョン・C・マクスウェル 監訳:渡邉美樹 出版:三笠書房)

 

5年ほど前にブラック企業の代名詞にまでなったワタミの社長である渡邉さんによる監訳。

サービス業の社長が英語翻訳できるというのが以外ではあったが、やっぱり外国に進出していたりもするし、何よりも結局頭がいいのでしょう。

 

そして、ブラック企業といえば人を馬車馬のように働かせる。

かつてのワタミのブラック問題が事実なのかメディアにより偏った切り取り方をされているのかは僕にわかるはずもありませんが、事実だとすれば渡邉さんはおそらく人を使うのがめちゃくちゃうまいはず。

そんな渡邉さんが30枚の付箋を使って読んだ本となれば半端ではない内容のはず!

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「人を動かす人」になるためにはあたり今江の誠実さが必要!

はじめにこの本の感想を言っておきましょう。

 

…あんまりよくなかった。

正直今まではブログでわざわざよくなかった本の感想を書くのは時間の無駄だからやめておこうと思っていたので、特にいい感想を持たなかった本についてはノータッチでいました。

ただ結局自分があとからブログを見返したときに、どの本がよくてどの本がよくなかったのかわかった方が便利なので辛口コメントの方も書いていく所存です。

 

まずこの本のいいところは読みやすい!それにつきます。

薄いし余白だらけでスラスラページが読み進められます。

その結果、内容が全然頭に入ってこない。

 

基本的には

人を動かすためにはこうあれ!

かの有名な〇〇にはこんな話がある。〜〜〜

という構成になっているのですが、ボリュームが少なすぎるせいで一つ一つの説得力がことごとく足りていないという印象です。

そして説得力が足りないせいで半信半疑で読むから頭に入ってこない。

 

あまりにも頭に入ってこないものだから一層集中して読んでみるも、見出しと本文とその教訓に基づく話の一貫性が微妙にとれていないことがあり、やっぱり頭に入ってこない。

 

途中で読むのやめようかと思いましたが、Amazonでどんな評価されているか確認してから決めようと思いレビューを見始める始末。

 

するとまさかの高評価の嵐!

まじかよ!?そんなに世間と感覚ずれてんの?と思い最後まで読んでみましたがやっぱりダメでしたね。

 

簡単に内容を説明すると、人を動かすためには自分の誠実さを高め、他人を思いやり、品性を大事にし、叱るより励ませというような感じです。とにかくポジティブであれ!周りの人を伸ばせ!

そう、結構本を読んでいる人であればどこかで見たことあるような内容ばかりで全く新鮮じゃないのです。

 

つまりこの本は本を普段からあまり読まない人が読めばためになる本なのだという結論に至りました。

確かに読みやすいし、間違ったことを言っているわけではないと思います。

しかし、何か一つでも新鮮な考え方を取り入れたいと思っていて、かつ普段から本を読んでいるの人であればちょっと別の本を読んだ方がいいかなという内容でした。

 

そんなわけで個人的にはあまりオススメできる本ではありませんでした。

しかし、Amazonのレビューでは絶大な指示を受けているので読んで見てもいいかもしれません!

 

さよなら!

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