どうも、いっとくです。
新型のコロナウィルスが流行して怖いですねぇ…
僕は大学生のときにとある理由で脾臓を失っているのですが、これが原因で肺炎が重症化しやすくなってるから気をつけろって言われています。
気をつけろって言われてもどうやって気をつけるねんって。
とりあえず手洗いうがいと外出時のマスクは徹底してるけど、感染するときはするよねっていう。
…こんな時、僕に豊富な教養があればこんな問題も解決できるかもしれない。
いや、これだけではなく人と雑談する時の話題の引き出しにもなるし、およそ仕事できるようになるんじゃね!?
っていう茶番を展開したあとに紹介する本がこちら
もうタイトルの時点でお気づきの方もいらっしゃったことでしょう。
最近本屋でもこのシリーズの本が目立っていますね〜
全部読んだ上での感想です。
…読まなくてOK!!
本のコンセプトはすごく良いし、表紙もおしゃれな感じでついつい良書かと思って買ってしまいがちな本かと思うのですが、中身は恐ろしいくらいの内容の薄さとなっています。
また、一つ一つの内容が薄い割に、1年分の項目になっているので本としてのボリュームは恐ろしいことになっている。
読み切るのに15時間以上かかりました。
これだけ時間を書けたのにも関わらず、全く有益な知識を得た気がしないから不思議なもんです。
読んでる途中で何度もやめようと思ったのですが、やっぱりこうやってレビューを書くとなると最後まで読んでからじゃないとな〜という気持ちがあったので、それだけをモチベーションに読破
ということでどんな本だったのかを紹介していこうと思います!
教養というよりも雑学が身につく本
まずこの本は1日1ページ読むことで365個の教養を身につけるというコンセプトで執筆されています。
確かにそれなら本を全然読まない人にとってもハードルが下がって読みやすそう。毎日コンスタントにページを読みすすめるハードルの高さは否めないけど。
そして、その教養は以下の7つのジャンルに分かれています。
- 歴史
- 文学
- 視覚芸術
- 科学
- 音楽
- 哲学
- 宗教
確かに知っておきたいジャンルかもしれない。
個人的には科学とか哲学とか宗教の部分は知ってたほうが俄然良いと思っています。
しかし、個人的にはこのジャンル分けが本の仕上がりに影響を与えているような気がしてならない。
というのも、1節読むごとにジャンルが変わるので、続けて読むと混乱します。
かと言って1日1ページずつだと読み終わるのに1年もかかるので、それはそれでしんどい。
また一つ一つの内容は1ページに纏められているため、ほとんどの内容において十分な深堀りができておらず、解説されている分野の単語だけ知っておしまいというような印象があります。
教養は使えてこそ初めて教養なのに、これを読み切ったあと、会話にその単語が出てきたら、「あぁ、なんか言葉は聞いたことはあるよ!詳しいことはわからないけど!」くらいの浅すぎるトークしか繰り広げることができないでしょう。
このシリーズの本が何種類か出版されているようですが、いっそのこと7つの各ジャンルごとに一冊ずつ作ったほうが内容も深くて実用的な教養になったんじゃないかなと思いました。
もしこの本を活用して、実用的なレベルで教養を身につけるのであれば、1日1ページ読む+ネットで検索して、もっとその登場人物や考え方や背景等をストーリーとして叩き込んだり、芸術分野のジャンルのときはその人がどんな絵を書いたのかを見ていく必要があるのではないかと思います!
読み終えた結果、歴史上の偉人たちがどの時代に生きて、どんなことをしたかというざっくりした概要は知ることができましたが、もともと各ページごとの内容それぞれで1冊の本が出ているようなこともあるので、この本をきっかけに興味を持った分野を深堀りするというような姿勢がないと、ただの雑学を喋れるだけになってしまうと思います。
ということで読むのもが超大変な上に実用的な知識は特に身につかないので、読まなくてもいいと思いましたーーー!!ありがとうございます!
ちなみに僕はこの本で出てきた画家の画像だけは検索して、どんな絵を書いたのかだけセルフ深掘りしていたのですが、会社の同僚がPCにゴッホの絵のカバーをつけていたので、「それ、ゴッホじゃん」「ゴッホです」っていうだけの会話が生まれました。
もう少し深い知識があれば、もっと会話を広げれたのかもしれない。
もしくはもっと会話力があれば会話を広げれたのかもしれない。
まぁ、そんな感じの本でした。
雑学的な知識を増やしたいという目的があるなら効率はいいかも、、、
へへへ。おしまい。
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