夏になったらそうめんばかり食べてる人にこそオススメしたい、こだわりの冷やし茶漬け徹底攻略

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こんにちは。いっとくです!

今年の梅雨は晴れ間が全く見られずジメジメがダラダラと続く最高に不快な梅雨でしたが、開けた瞬間に一気に夏がきましたね!

もうここまで暑いとお腹減ってるんだけど何が食べたいんだか自分でもよくわからなくなった挙句、食べない!とかいう選択肢が出てくることもあろうと思います…

でもね、それはよくない!エネルギー大事!

外歩いている時に急に怪人に襲われても大丈夫なように、せめてエネルギーはつけておきたいものです。

そこで夏によく食べる物としてよく上がってくるやつ第1位は間違いなくそうめんだと思うのですが、ちょっと待ってほしい。

確かにそうめんは最高ですよ。

作るのも楽だし食べやすいし味がシンプルな分、どんなアレンジしてもだいたいおいしく食べれます。

普通にだしでつゆを作ってもいいし、ラー油を使ってピリッとさせても美味しいし、滋賀県長浜名物の焼き鯖そうめんなんかも美味しいですよね!

もうそうめん最高!超絶そうめんLOVER!

でもやっぱりちょっと待ってほしい!!

あなた、、、冷やし茶漬けを忘れてないかい!?!?

今から冷やし茶漬けの魅力を盛大に語るので、それに感化された人たちのみなぎるパワーで、日本各地に冷やし茶漬けの旋風を巻き起こしたいんだ。

そして各々がお茶漬けに対して、独自のこだわりを見出して発信していくことが僕が今後もっと美味しいお茶漬けを食べていくためには必要不可欠なんだ!

皆さんでお茶漬けの集合知を生み出して究極のお茶漬けを作ってみませんか??

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お茶漬けの素は使いません…!

お茶漬けと言ったらあれでしょ?あれを思い浮かべるんでしょ?

あの赤と黄色と緑と黒のラインが絶妙に混ざり合って、どことなく日本の伝統文化である歌舞伎を彷彿させるパッケージの中に、しょっぱい緑の粉と少量の海苔と最高に香ばしい玄米のフレークが入ったあれを。

そう、これ。

永谷園のお茶漬けの素!

いやそりゃうまいよ、これは。

間違いなく美味しいんですけど、今回これは使いません。

永谷園お茶漬けの素と言えば、CMが秀逸すぎて見てるだけで最高に食べたい気持ちになるよね。

あの外の景色が最高に晴れ渡っているんだけど、何もないちょっと昔の日本の家屋風の部屋の中は薄暗くなっていて、クーラーみたいな機械の存在感を感じさせない雰囲気の中、何も飾らない男性が夢中でお茶漬けをすすり、最後に荒々しく息を吐き、「うまい…」という一言だけを残すあのCM。

あのCMを見ると不思議と夏だな!って感じがします。

しかし永谷園のお茶漬けの素を使うと、それだけでかなり完成してしまうので、使いません。

あれを使うのはファミコンのゲームで連射機能付きのコントローラを使うぐらいのチート行為だと心得てください。

ベイブレードで例えるならウェイトリングを二重にするやつくらい罪深いです。

とはいえうまいからたまに食うよね。

でもそれはお茶漬けじゃなくて永谷園を食べてるから。

ということでインスタントな商品に頼らず、素材と素材を組み合わせて新しい発見をしていこうというのが本記事の目的です!

ということで冷やし茶漬けの作り方

まずは基本的な冷やし茶漬けの作り方から!

超簡単ですよ〜

用意するもの

  • ご飯
  • お茶
  • めんつゆ

以上!

ご飯は炊きたてのものでも構いませんが、前日に炊いたご飯の余りとかだとズボラ感があって風情が出るのでなお良し。

というか食感的にもそっちの方が冷やし茶漬けには合うと思う。

具は色々ありますが、基本的には漬物ベースで考えています。

ただ鮭フレークとかたらことか昆布の佃煮みたいな定番系の具材もかなりグッド。特に鮭フレークは保存もできて量も多いので大活躍します。

お茶の種類は選んだ具材とその日の気分によって使い分けましょう。

ただし!

めんつゆだけには超絶こだわりがあります。

僕が使用するめんつゆは北海道の家庭の味を下支えしてきてた激ウマ調味料のキッコーマン「めんみ」

めんみについて語り出したらそれだけで記事が書けそうなので、今は多くを語りませんが、北海道限定のめんつゆ系調味料であり、北海道のどの家庭も置かれている道民に伝わる伝家の宝刀

あまりにも日常的に置かれすぎているので、僕は関東に出てくるまで「めんみ」は商品の分類だと思ってました。

まぁ、めんみの安定感と破壊力についてはアマゾンのレビューやグーグル検索で目の当たりにしてみてくださいな。

肝心の作り方の手順は以下の通り

  1. ご飯をざるにあけて、流水で洗います(表面のヌメリをとるようなイメージで)
  2. 洗ったご飯を茶碗に移し、ご飯の上に氷と具材を乗せて小さじ1杯のめんつゆをかけます。(4倍濃縮の場合)
  3. キンキンに冷やしたお茶を注ぎ、氷を溶かすようなイメージでかき混ぜます。
  4. 美味しそうに口の中にかきこみます!!

もはや作り方の解説も必要ないんじゃないかってくらい簡単で手間もかかりません。

氷の量はお茶の温度にもよりますが、一粒がちょうどいいと思います。

食べてる時に溶け残った氷が入ってくると食感的にも味的にもうざいので、思ったよりも少なくするのがポイント。

そして大事なのは、具材やお茶のチョイスや組み合わせ。

ということで、僕が試したやつで美味しかったもの紹介していこうと思います。

抜群にうまい冷やし茶漬けの組み合わせを探さないか?

基本的に漬物派なので具は漬物メインで紹介していきます。

お茶は完全にフィーリング。

あとこの記事を書こうと思ったきっかけが、後輩に話してみたらめっちゃ興味を持ってくれたからなのですが、今まで記事にしようと全く思っていなかったので、一枚たりとも写真を撮っていません。

ということで写真は追々添えていこうと思いますで、とりあえず現段階では文字だけでイメージしてみてください!笑

梅干し、鮭フレーク、明太子、昆布佃煮

はい、まずはど定番のやつ。

当たり前だよね。だって普通にお茶漬けとして定番なんだもの。

でも、強いていうなら鮭と明太子は冷やしよりも温かい方のお茶漬けで輝きを増すタイプなので、梅干しが頭一つ抜きん出ている気がします。

コンビニとかでも売っている、一粒100円の高い梅干しを突っ込み、それだけだとちょっと足りないので、きゅうりの漬物とかを添えてあげると、夏バテ防止にもなるし、満足感も格別です!

そして梅干しには緑茶ですね。濃いめのやつ。梅のパンチの強さともうまくやってくれます。

実はカリカリ梅でもうまいのですが、逆にそっちはお〜いお茶 新緑みたいな、濃さよりも丁寧に甘みを引き出しましたけどどうっすか?みたいな顔してるお茶が合う気がします。

キューちゃん、しば漬け

家系のラーメン屋に置いてあるきゅうりの漬物あるじゃないですか?

あの漬物のもっと色が濃いバージョンのキューちゃんがすごく合う。

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塩加減といい、パリパリの食感といい全てがお茶漬けのために作られてるんじゃないかと思うほど、最強の漬物です。

キューちゃんの場合、緑茶よりも烏龍茶とか麦茶とかの方が合います。めちゃくちゃハモってます。

お茶漬け界のケミストリー。

ってか家系ラーメンの漬物キューちゃんって書いているところ結構あるけど本家の色じゃないよね!?

あ、あともちろんしば漬けも合います。きゅうりだし、香りこそ違えど似てる。

お茶に色移りちゃうところがしば漬けの風情でありアイデンティティ。

茶碗を彩るお茶目ボーイであり、生粋のアーティスト。

しば漬けだと逆に緑茶の方が美味しく感じるところに、奥深きお茶漬けの神秘を感じますね。

ナスの浅漬け

キューちゃんみたいなパリパリ食感もいいですが、忘れちゃいけないのがナスの浅漬けのもきゅもきゅした感じ。

あの皮の近くがうっすら青く染まってるやつね!

ナスの浅漬けは中から汁がジワ〜っと出ててくるので、少し味付けは薄めにするといい感じの塩加減になって格別!

ナスを主役にした冷やし茶漬けを片手に温かい味噌汁をすすって、情熱と冷静を交互に楽しみたいものです。

にんにく漬け

にんにく漬けってイメージ的にもビジュアル的にもあんまりお茶漬けと結びつかないと思うんですけど、これがめちゃくちゃ合います!

個人的にはにんにくをお茶漬けにするのが一番うまいんじゃないかと思っている。圧倒的一位。大感謝祭勃発もの。

僕は食材の中でも突き抜けてにんにくが好きなので、ある程度バイアスがかかっていることは否めませんが、それでもこいつは段違いのうまさです。

サラサラとかき込むお茶漬けの中にゴロっとしたにんにくを発見し、噛み砕いた時に味が180度変わるサプライズ感がたまらんのです!

にんにく漬けはいまのところ、味噌漬けと梅はちみつを試しましたが、梅はちみつが勝利!

にんにく漬けは表面に付いている、味噌とか梅肉がお茶に溶け込んでさらなるお茶漬けの深みを見せてくれます。

たまり漬けも絶対うまいと思うのでいつかやりたいのですが、なかなか最寄りのスーパーに売っておらず、どんどんフラストレーションが溜まっていく。

たまり漬けだけに。

…やかましいよね!!

でもこんな瓶詰めのにんにくを添えたら絶対うまいだろうな。間違いない。

だいたいこういう瓶詰めはフタが異常に硬くて開かないから。

でもなぜかおばあちゃんのそれを開ける力はすごいから。

エゴマの葉のキムチ

ちょっと異種格闘技戦みたいな食材を持ちこんでしまいましたが、エゴマの葉のキムチもなかなかいいですよ。

あんまりスーパーとかでは見かけませんが、東京だったら新大久保とかで買えます

今まで頑なに漬物の和風で攻めてきたところで急に来るこのアジア感。

お茶は爽健美茶とか麦茶みたいな香ばしい系にして、少しだけごま油を垂らすと、もはや香ばしさが突き抜けてお茶漬けという概念をぶち壊されることでしょう。

本当にお茶漬けを食べたい時にはオススメしないけど、お茶漬けに飽きてきた頃に食べると、お茶漬けの可能性を広げてくれる頼れる箸休め。

入れる前に包丁で細かく刻まないと、米との減り具合が一致ないので注意。

野沢菜

出たー!漬物界のスーパースター!

ミスター野沢菜!!

僕は一時期越後湯沢に住んでいたのですが、そこは野沢菜が家庭に根付いていたので、かなり野沢菜を満喫してきた野沢菜マイスター。

野沢菜の長所はどんなお茶でも合うというその協調性の高さもそうですが、そのまま入れても美味しいのに、ごま油でざっと炒めてから入れるとまた別の美味しさを届けてくれるという隠し技を持っているところです!

そのまま入れる時は上品さを醸し出すため、ナスの浅漬けと一緒に緑茶で楽しみ、パンチを出したいぜって時にごま油で炒めて濃いめの烏龍茶で仕上げる!

ちょっと書きながら思い出しただけでもよだれが…!

可能性のありそうな食材

ここからは僕も試していないので、なんとも言えないのですが、組み合わせによっては大化けするんじゃないかなと思っている食材を紹介。

キムチ、ザーサイ、メンマ

まずはこのチャイニーズ・トリオ!

キムチは冷麺の中で輝いている時点で、お茶漬けは絶対合うと思うんだよね。

でも正直どのお茶がいいんだろうってなってしまいなかなか手が出せていない食材。多分ウーロン茶だとは思うんだけど。

ザーサイとメンマもお茶悩み案件ですね。

この辺はもはや鶏ガラスープの方がうまくなっちゃうんじゃないの?って思うんだけど、それだと冷やし茶漬けの最大のメリットであるお手軽感を少し減らしてしまうのが悩みどころですよね。

あぁ、でも鶏だしと烏龍茶をミックスして冷やして入れたらうまそうだな〜。いつかやろう。

酒盗

酒盗はそのまま食べると生臭いのでちょっと苦手なんですけど、お茶漬けに入れたらいい感じのバランスになって輝くと思うんだよなぁ。

でも、酒盗だけだと寂しいのでノリとか明太子とかネギとか添えてあげて、アクセントみたいな感じで入れたらうまいんじゃないかな〜

ちょっと隠れキャラだよね。戦隊モノでいうとブラックみたいな。

あとこれもあったかい方が輝くかも。

いぶりがっこ、高菜

この辺は間違いないでしょ。

いぶりがっこは刻んで入れたら、スモーキーな香りがどのお茶とも合いそうだし、高菜はさっと炒めた野沢菜が合う時点で同じ使い方できちゃうでしょ!

ただ、なかなかスーパーに行った時にいぶりがっこ食べたい!とか高菜買っとかなきゃ!ってならないので、試す機会に恵まれないんですよね。

いぶりがっこなんて居酒屋にあれば必ず頼むし、九州系のとんこつラーメンのお店ではカウンターの高菜ボックス空にする勢いで使うのに、なんでスーパーで目に入らんかね。

もしかして売ってない??

レモン

なんか雑にレモンとだけ書いているけど、レモン汁を絞るでもいいし、小さく刻んで入れてもいい感じになる組み合わせがある気がします。

具体的な使い方は現在設計中でございます。

メインに持ってくる訳ではないけど、究極にさっぱりしたい時に、レモンを使って麦茶ベースの奇跡のお茶漬けを作れるんじゃないかと密かに思っている。

紅茶

いよいよお茶の異種格闘技戦に突入です。

紅茶!?って感じだけど、紅茶も茶葉自体が緑茶と同じだから、無糖で使えば全然いけるような気がする。

ちょっと具材は漬物系じゃなくなるかもしれないですが、無限の可能性とSNSでの話題性を持っていそうな材料です。

オシャレにオリーブの実でも入れちゃうかい?

うまい組み合わせを見つけた時のポテンシャルは計り知れません。

炭酸水

ここまでくるともはやお茶漬けではない。わかっています。

でも炭酸水で何かを見つけた時のポテンシャルはやばそうです。

そもそもご飯と炭酸水のしゅわしゅわ感が合うとは思えないのですが、やったこともないので明確に否定することもできないんですよねぇ。

レモンフレーバーの炭酸水とか使って、新世代のしゅわしゅわ茶漬けとかできちゃうんじゃないかな〜。

あとは梅干しのチューハイが美味しいので、梅ベースで作ったら意外と化けるかも??

ただし紅茶よりは圧倒的にハードルが高そう。

夏バテ予防に冷やし茶漬け!

ということで後半はもはやただの妄想になってしまいましたが、僕はこの記事を読んだ皆様が各々のマイお茶漬けを見つけて試して、どんどん美味しい組み合わせを発信してくれたらいいなと思っているんです。

だってお茶漬けは最強だから。

塩分と水分を取ることができるし、漬物もいうて野菜だし、ご飯食べてエネルギーもモリモリになるし、、、これって絶対夏に最適でしょう!?

しかもお米は冷やすと糖質がレジスタントスターチという、ほぼ食物繊維みたいなやつに変わるらしいで…!

体にもよくて夏バテにも効果的で太りにくいなんて、なんて最高なんだ〜!涙

これは神が与えた楽園のりんごのように罪深くて美しい、日本文化の究極形態ではないでしょうか!?(大袈裟)

そんな訳で皆さんもこの暑い夏を冷やし茶漬けで彩ってみては!?

僕はこの夏を乗り越えるため、さらなる研究と組み合わせを探求し、随時更新していく所存です!

とりあえず、余裕できたらこの良さげな漬物買おう

以上、この夏冷やし茶漬けが甲子園より暑くなると思っているいっとくでした!

さよなら!

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