こんにちは。いっとくです!
僕の実家は北海道にあるのですが、北海道といえば食べ物が有名だし、北海道の食べ物といえばまず海鮮が出てくると思うんです。
でも海鮮に限らず色々なものが有名だったりします。
乳製品とか、野菜とかね。アスパラとか超うまいからね。
ひとつ北海道の食べ物に関して不思議に思うことがあって、札幌の有名な食べ物のひとつにスープカレーがあります。
なんでスープカレー?北海道で有名になった理由あるの?という疑問がふと浮かんできたので、ちょっと調べてみたところ、どうやらスープカレーは札幌で生まれたローカルフードらしい。
そしてその発祥のお店と言われているのが、アジャンタという僕が一番気に入っているお店らしい(というか他の店を知らないだけ)
実家の近くにあったお店は潰れてしまったらしいですが…
今でこそスープカレーという名前は結構有名だと思うのですが、意外と食べたことない人も多いんじゃないですか?
知ってるけど食べたことないみたいな。あのゲーム流行ってるけど、やったことはない的な。
そして、名前だけ知っていて食べたことない人はこう思ってるんじゃないかと思うんです。
スープカレーって食べたことないけど、シャバシャバになっただけでしょ??
って。
絶対そう思ってる人いるよなぁ…!?
今まで一度もスープカレーを食べたことはないけど、どうせ普通のカレーより粘度が低くてシャバシャバするだけのカレーだろうから、食べなくてもいいかなって思っているそこのあなた!
…スープカレーとカレーは全然別の食べ物です!
全然別ってわけじゃないんだけど、味噌汁と味噌ラーメンのスープくらいには違いがあると思っています。
そもそも味が全然違うので、つべこべ言わずにお召しなさい。
確かにスープカレーって全然身近な食べ物じゃないし、急に食べようと思っても、どこで食べられるのか思いつかないし、作るとしても作り方がよくわからないと思う。
というかそもそも「あ、なんか今日スープカレー食べたいな」って思うような人は、すでにスープカレーのうまさを知ってる札幌人かインド人くらいだと思う。
でも、今のままじゃもったいないと思うんだ。
あんなにおいしいのにただのシャバシャバしてるだけのカレーだと思われているなんて!
ってことで今回はスープカレーがただのシャバシャバカレーではないということを力説していくだけの回である。
スープカレーとカレーはこれくらい違う
ということでスープカレーと一般的にイメージするカレーの違いについてです。
一番大きな違いはとろみがあるかないかという部分じゃないでしょうか。
僕ら日本人が普段食べるカレーは小麦粉などのルーを使っているので、とろみが出ていますが、スープカレーには一切のとろみがありません。
ルーを使ってカレーを作ると、煮込んでいる時にどんどんとろみが出てくると思います。
つまりルーを入れてすぐの時は割とシャバシャバしていますよね?
この状態がスープカレー?
はっきり言って全然違います!それ、ただ水が多いだけのカレーです!
スープカレーにはとろみを出すための材料が入っていません。
なので、どれだけ煮込んでも永遠にシャバシャバの状態のままなのです。
そして、北海道という日本で一番寒い土地で発明された料理だからなのか、スパイシーで味濃いめのスープが体を中から温めてくれるような、そんな味わいに特化したのがスープカレーなのです!
表で比較するとこんな感じです。
普通のカレー | スープカレー | |
味 | 割とまろやか。誰もが食べたことのあるあの味 | 切れ味鋭いスパイシー。誰もが食べたことあるわけではない味 |
見た目 | CMでよく見るあの茶色いやつ。ヤシの木がある白砂のビーチで映える | スープにゴロゴロの具材が入っていて、スープにはバジルが浮いていたりする。外より室内の方が映える |
香り | 中学校の部活帰りに必ずこの香りを垂れ流している家庭がある。言わずもがなという香り | 普通のカレーよりもスパイシーでより食欲をそそるような香り |
価格 | お店で食べると意外と高い | 普通のカレーよりちょっと高い |
イメージ | 野球選手がよく食べてそう | 普通のカレーより水分多めで作ってるだけなんじゃないの??? |
こんな感じでカレーとスープカレーは全然別物です!
そして僕は普通のカレーの方がよく食べるけど、スープカレーの方が断然美味しいと思ってます。
素さえあれば家でもやたらとうまいのができてしまう
個人的にスープカレーがおすすめだという理由として、そもそも味が好きというのもあるのですが、もう一つ気に入っているポイントがあります。
それは市販されているスープカレーの素がだいたいレベル高いということ!
スーパーとかに行くと、それこそ色々な種類のカレールーが売ってますよね?
味はメーカーによって微妙に違ったりするものの、だいたいイメージ通りの味になります。
そしてその味はもはや日本の家庭の味ということで、この上なく落ちつく味です。
落ち着く味なんですけど…正直想像を超えてビビっとくるものがないなぁと思っています。
しかしスープカレーの素って、売っているのはほとんど見かけないし、あってもそんなに種類が豊富なわけではないんですけど、なぜかどれで作ってもビビっとくる味になります!
だいたいいつも実家から送られてきたものを使っているのですが、いつも送られてくるのがこちら
北海道のソウルフードメイカーことベル食品のスープカレーの素です!
北海道では知らない人がいないくらいメジャーな会社で、他にはジンギスカンのタレなんかも有名
実際この瓶の中のペーストお湯にといて、野菜を煮込んだり、別で炒めた具材を突っ込むだけという超お手軽料理なのに、味は感動的なくらい美味しいものが出来上がってしまいます!
個人的には人参を信じられないくらい煮込んで、他の野菜とか肉は適度に炒めて突っ込むくらいが好き。
関東でもハウス食品の「スープカリーの匠」はスーパーとかで見かけますが、こっちもめっちゃうまいんですよね。
めっちゃ手軽で相当美味しくなるので、とりあえずスープカレーを食べたことないって人は是非とも手にとっていただきたい商品ですね〜
ちなみに以下がベル食品のスープカレーの素を使って作ったもの。
こうやってブログに載せるなら、もう少しちゃんとしたお皿に乗せて、もりもりのカメラで撮ればよかったという後悔はありますが、やっぱりフライパンからの直喰いが楽ですね〜
ということで人生経験としてスープカレーを食べてみよう
スープカレーを食べたことある人生と食べたことがない人生。
たかがスープカレー、されどスープカレー。
その味を経験したかしていないかで人生の奥深さが変わる…
…というわけではありませんが、ただの水分が多いだけのカレーだと思っていた人にとって、スープカレーは想像以上の新世界が広がっていると思います。
最後に思わずスープカレーを作ってみたくなる記事を見つけたので、そちらを紹介して締めくくっていこうと思います。
玉ねぎを炒めるところからやってみて〜って思います!
以上、世の中にいるスープカレーをただのシャバシャバのカレーだと思っている人にスープカレーを紹介するという話でした!
おしまい!
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