これであなたもXPer!アジャイルの原点「エクストリームプログラミング」を読む|むずい

エクストリームプログラミング 表紙ビジネス書

おはようございます。いっとくでございます。とても気持ちの良い朝ですね。

ここ最近アジャイル開発の手法に興味を持って色々な情報を漁り散らかしていたのですが、色々なところでXP(エクストリームプログラミング)という単語が出てくるんですよね。

アジャイルに限らずDDDとかそっち系の情報を探っても出てきてたような気がする。

とにかく何かしら興味があることを探ると、頻繁にXPとやらの気配がチラつくことが多かったので、ついにその原点を探ってみることにしました。

エクストリームプログラミング 表紙
エクストリームプログラミング 第2版
著:Kent Back 訳:角 征典
出版:オーム社

small talkのパターン集やテスト駆動開発で有名なケント・ベックによる著書です。

内容についてですが…

すいません、正直言うとよくわかりませんでしたー!

ちょっと内容が難しかったというか読みづらかったのと、多分これは読むだけでわかるような類の話ではなく、実践をしながらチームに合わせて調整していくことでメリットを享受できるようになる感じなのかなーと思いました!

まずエクストリームプログラミングは直訳すると、めちゃすごプログラミング!って感じの印象を受けるのですが、実際の内容としてはチームビルディングに関係する内容のほうが濃い感じがします。

XPにはいくつかの基本プラクティスとその基本プラクティスによって出来上がった基盤の上で成り立つ導出プラクティスというものがあります。

それぞれのプラクティスは、テストファーストやペアプログラミング、10分ビルドのような開発に関するものもあれば、四半期サイクル、週次サイクル、ストーリーなど、その後アジャイルの核になっていったようなプラクティスなど、現場におけるかなり幅広い範囲の事柄を扱っています。

これらのプラクティスは少しだけ導入しても効果が出るが、それぞれが相互作用を持っているので、全てを導入した時に最も効果が出るようになるとのことです。

その導入のために、チーム内における色々な役割の人はどうあるべきかなどの心構えまで書かれています。

ページ数は少ないのですが、非常に密度が高く、読み切るのに結構なエネルギーが必要でした…

XP内では実際のコードとテストコード以外は無駄なものとして扱っていますが、かと言ってそれは設計をなくして俺はXPを実践しているぜと言うためのものではなく、それぞれのプラクティスが何のために実践するのかという背景を理解して使ってこそ、本当にエクストリームなチームになっていくんだぜっていう感じの内容だったように思えます。

XPのプラクティスは、開発をもっと正確に見積もり、少ない欠陥で、かつエンジニアが生き生きと働くための環境を整えるためという部分に対して向かっているものが多く、おそらくここから色々なパラダイムに発展していると思うので、繰り返し読んでみたい本ではありました。

でもやっぱり久しぶりに自分の血肉にしきれていないな〜という感じを味わいました…

どうやらこの白いやつ以外にも色んな色のXP本があるそうで、実践のためのXP本やWeb開発現場へ導入するためのXP本など、その範囲は非常に多岐に渡ります。もし読んでXPを現場に導入したい!!ってなったらそちらを導入するっていうのもありですね〜

以上、いっとくでした!

さようなら!

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