こんにちは、いっとくです!
小学生の時に、将来なりたい職業がなさすぎて将来の夢に警察って書いたことが一度だけあります。
さて、そんなわけで今回は刑事モノの小説の読書感想文です。
さて、今回は小説ではなくAudible(オーディブル)という朗読サービスを使って読みました。これは聴きましたの方が正しいのかな?まぁ、読むで統一します。
AudibleはAmazonがやっているオーディオブックのサービスですが、最近会員になったので使ってみました。
ちなみに会員になると毎月ボーナスタイトルというのであり、本は選べませんが毎月1冊無料で読めます(まぁ、有料会員なので無料というのも違うか)
そしてこの「マル暴総監」6月のボーナスタイトル対象作品です!
刑事モノはドラマも映画も小説もことごとく避けてきた僕ですが、ボーナスタイトルとあっては利用しないと激しく損した気持ちになるので早速読ませてもらいました!
ざっくりした感想から言うとかなり面白かったですね!
なので面白かったポイントと簡単なあらすじを紹介していこうと思います!
史上最弱の刑事と変わり者の総監のドタバタコメディ
本書は刑事モノですが、シリアスな感じはなく、ちょうどいいぶっ飛び具合と難しくないストーリー展開が終始続くので、すごく気軽に読むことが出来ます。
多分コメディではないのですが、読後にはコメディだったんじゃないかくらいのライトな印象が残るような作品です。
ドキドキ感とか緊張感を求めているような人には向いていないと思いますが、人情劇みたいなのを楽しみたいという人は結構楽しめる内容になっていると思います。
マル暴総監のあらすじ
主人公は暴力団を相手にするマル暴刑事の甘糟という男。
暴力団を相手にする部署だけあって、見た目もかなり迫力がある人が集まる中、甘糟は史上最弱の刑事と揶揄されるような気弱な刑事である。口癖は「俺のこと、なめないでよね」。
いろんな先輩からなめられている描写があるものの、暴力団の組員から「あなどれない」と称されたり、別の署の物から「郡原の部下なだけはある」と言われるシーンもあり、なんとなく仕事はできそうなキャラです。
事の発端は甘糟の所轄で起きた半グレ(チンピラ)同士のにらみ合いの仲裁に入った時に起こる。
半グレもそれぞれ引き際を見つけてさろうとしていた時、突如白スーツの男が「その喧嘩買った」と言って突如乱入してきます。
甘糟が止めに入り一旦その場は収まったものの、翌日にらみ合いをしていた半グレの一人が殺害されます。
その事件は捜査本部が発足され、事件前日に起きたにらみ合いに関わっていた甘糟もその捜査本部に加わることになる
そして捜査本部が発足した日、甘糟は驚くことになる。
なんとその捜査本部のトップについた警視総監こそ、にらみ合いに乱入してきた白スーツの男だったのだ!
にらみ合いをかき回したことで白スーツの男が怪しいと必死に探す捜査本部と、自分が白スーツの男だとバレたくない警視総監と、事実を知ってしまい事件の真相が白スーツの男にないことを知りながら犯人を探していく甘糟という異なる立場の人々が、1転2転しながらも事件解決へと向かっていく物語が本書でございます。
気弱な刑事の甘糟とその先輩の横柄だが優秀なベテラン刑事の郡原、暴れん坊将軍みたいになりたい変わり者の警視総監、暴力団のインテリヤクザみたいな人たち、郡原の同期たちなどなど、かなり個性が強い人が沢山出てきて、主人公が一番キャラ弱いという感じでしたが、そのバランス感がいい感じです。
また、どうやってこんな状況から捜査をいい方向に持っていくんだろうという、刑事モノなのに全然事件解決のトリックとかと関係ない方向のワクワク感を楽しむことができる作品になっています。
そこそこのボリュームでしたが、最後まで楽しく読むこと出来ました!
あとAudibleで小説を読んだのは初めてでしたが、個人的にはビジネス書系のものより、没入できてよかったですね〜
小説はAudibleにするのありだな〜と思いました。
最初の1冊は無料なので、ぜひ使ってみてください〜。僕もまだ始めたばかりですが、今の所良い体験してる感じがします。
Audible(オーディブル)以上、いっとくでした!
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