読書メモ|まぼろしのパン屋

こんにちは。いっとくです!

小説が脳に良いと聞いてからは、定期的に小説を読むようにしているド単純男です!

そして今回読んだ小説がこちら

まぼろしのパン屋 表紙
まぼろしのパン屋
著:松宮 宏 出版:徳間文庫

まぼろしのパン屋という小説。

表装が良い感じですね。思わずジャケ買いしたくなるようなデザイン。

小説を買う時は表紙をみたときのフィーリングで即決することがあります。まぁ今回のはPrime Redingにあったやつなので買ってはいないのですが。

こちらの小説は面白かったといえば面白かったのですが、個人的にめちゃくちゃおすすめ!というわけではなかったので、将来自分が読み返す時用の読書メモみたいな記事になっております。

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あらすじ

まぼろしのパン屋は短編集となっており、「まぼろしのパン屋」「ホルモンと薔薇」「こころの帰る場所」の3つのストーリーが詰め込まれています。

堅実にサラリーマンをやっていた主人公がひょんなことから出世するものの、最後は意外な展開に巻き込まれていくという「まぼろしのパン屋」

日本国内で有名な腸の外科医を主人公にして、ホルモンがよく出てくるストーリーが展開される、ちょっとした人情噺である「ホルモンと薔薇」

そして、最後に地元の筋金入りのヤンキーが働くようになって、色々な葛藤がありながらも、最終的には暖かい展開で結末を迎える「こころの帰る場所」

どれも食べ物をエピソードの中心に持ってきていますが、別にグルメ系のストーリーというわけではありません。

どのエピソードでもありそうでないような現実を描写しており、基本的には日常ベースで展開されるストーリーの中に、現実では起きないようなフィクションがアクセントとして混ぜ込まれているのが特徴的な作品でした。

このフィクション的な部分が作品全体に暖かさを出していると感じる一方で、個人的にはトントン拍子で物事が進みすぎて肩透かしを食らったような印象を持ちました。

自分で使ってみたくなる表現が散りばめられている

読んでいて思ったのは、この本はいつか使ってみたいなという表現が散りばめられているなぁということ。

例えば「まぼろしのパン屋」では人間万事塞翁が馬とか天高く馬肥ゆる秋とか。

まぁ聞いたことあるけど、普段使わないよねというギリギリのラインの言葉がちょくちょく出てきて、読み終わった後は思わずどれか使ってみたくなります。

ということでその表現を使うポイント探しが僕の人生の中で始まったのですが、いまだに見つかっておらず。

もっとカジュアルな表現だと、主人公が会社内で結構大きな流れに巻き込まれていながらも、それを一歩引いたところから観察し、自分がその流れの渦中にいたとしても「ザッツライフ」の一言で片付けるところなんかは、絶妙な加減がしてとても好み。

フィリピンに留学してるときに、めっちゃ使ってたわ、ザッツライフ。

こうやって自分のボキャブラリーを増やすことができる小説って読んだ後の満足感がありますね〜。読む前よりちょっと成長したぞ、自分みたいな。表現力的な意味でね。

今回は、ちょっとストーリーに明らかに混ぜ込まれたフィクションが、面白みに感じなかったり、現実に寄り添っている風なのに、ちょっと感情移入できなかったりっていう点があったため、指を捲る手が止まらないような読み方ができませんでした…

そんな感じの読書メモ。

まぁこのブログは思ったことをそのまま書くというのが一つのテーマになっているので、今回はこんな感じの感想でしたー!

おしまい!

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