【書評】資本家マインドセット

資本家マインドセット 表紙ビジネス書

こんにちは、いっとくです!

読みっぱなしの本が増えてきたので絶賛アウトプット祭り中です。

今回読んだ本はコチラ。

資本家マインドセット 表紙
資本家マインドセット
著:三戸 政和 出版:幻冬舎

ちょっと前に話題になっていた「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の著者による本です。

Amazonの朗読サービスであるAudible(オーディブル)で、今月のボーナスタイトルになっていたので読みました。というか聴きました。

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資本家マインドセットの概要

まずこの本の内容をざっくりと要約すると、サラリーマンではお金を稼ぐ額に限界がある+もうすぐ滅びてしまう働き方なので、個人M&Aで小さな会社を買って、資本家として生きることで、好きなことを好きな時に、好きな人とできる人生を手に入れよう!というものです。

ちなみにこの本のレビューを見てみると、面白いほどに内容が刺さった人とそうでない人に分かれています。

おそらくインフルエンサー系の影響を強く受けた本でキャッチーな内容なので、初めてその情報に触れた人には比較的刺さって、そうでない人は新しい情報を欲しているのにという感じでがっかりしたのではないかと思います。

ちなみに自分の感想を述べておくと、ほとんど刺さりませんでした。

良かった点としては、個人M&Aというジャンルについて知れたということ。

今日本では優良な中小企業が跡継ぎ問題でどんどん廃業を迫られているため、かなり安価で利益を見込める会社を買える状況になっているらしいです。

これは全然知らないことだったのでためになりました。

しかし、以下の2点が読んでいてかなり気になってしまいました。

  • 著者の前著「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」と「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編」から頻繁に参照している
  • 頻繁にホリエモンと同じことを言っている

まず、前著の参照が多い件ですが、そんなにその内容が大事なのであれば、この「資本家マインドセット」ではなくそっちを読んだほうが良くない?と思ってしまいました。

そして頻繁にホリエモンと同じことを言っているというところですが、これもホリエモンの多動力を読めばよいのでは?と思ってしまいます。

要するに前著+多動力の内容になっていて、この本独自のプラスαの付加価値の部分が見当たらなかったので、今回の内容は全く刺さらなかったなぁという感想になりました。

どちらの本も読んだことがない時に、2つのエッセンスを同時に取り入れられるというのは本書のメリットなのかも知れないのですが、個人的にはそれぞれの本の方が一つの内容の濃度が濃いと思うので、そっちを読みたいかなというのが率直なところ。

ということで、ちょっとあまりおすすめできる本という感じではありませんでした…。

まぁ、こういうこともあるでしょうということで、オーディブルのボーナスタイトルだったので、そこまでダメージはなかったですねw

今回はあたりという感じではありませんでしたが、オーディブルのボーナスタイトルは自分の完成で選ぶホントは別ジャンルの本との出会いがありそうでワクワクしますね〜。

以上、いっとくでした!

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